後場コメント No.2　ミスミＧ、ヨシックスＨＤ、Ｊフロンティア、クリレスＨＤ、シーヴイエス、コンヴァノ

★12:52　 ミスミＧ－丸三が新規に「買い」　25.3期以降の業績改善に期待
　ミスミグループ本社<9962>が続伸。丸三証券では、25.3期以降の業績改善に期待。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価を3300円に設定した。

　丸三証券では、即時見積もりサービス「meviy」の推進など、利便性向上によるユーザー数増加や顧客単価上昇に伴う売り上げ成長を予想。25.3期以降、自動車や半導体関連の設備投資需要回復などによる業績改善に期待するとしている。

★12:54　 ヨシックスＨＤ－急落　3月度の既存店売上高3％増　前月比では伸び鈍化
　ヨシックスホールディングス<3221>が急落。同社は12日、3月度の既存店売上高は前年同月比3.3％増だったと発表した。前月比では3.0ポイント低下した。全店は同11.2％増で前月比では2.9ポイント低下した。

★13:02　 ジェイフロンティア－大幅高　3Q累計営業赤字縮小　メディカルケアセールス事業は黒字転換
　ジェイフロンティア<2934>が大幅高。同社は12日、24.5期3Q累計（6-2月）の連結営業損益は3.3億円の赤字（前年同期は7.2億円の赤字）だったと発表した。
　
　通期および来期目標達成のために、広告宣伝費を投下したことにより一時的に赤字化したとしている。メディカルケアセールス事業は前年同期比で黒字転換、ヘルスケアマーケティング事業は前年同期比で大幅増益で着地した。

★13:04　 クリレスＨＤ－4日ぶり大幅反発　今期営業益31％増見込む　前期は39％増
　クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>が4日ぶり大幅反発。同社は12日、25.2期通期の連結営業利益予想（IFRS）を93.0億円（前期比31.4％増）に、年間配当予想を8円（前期は7円）にすると発表した。

　既存店売上高の増加を見込む。新規出店以外にも、業態変更や戦略的な改装・改修などへ積極的に取り組むとしている。
　
　24.2期通期の連結営業利益は70.8億円（前の期比39.2％増）だった。既存店売上高が、適正価格化の継続による客単価上昇、営業時間の適正化による客数増加などから堅調に推移した。筋肉質なコスト構造の定着により、コロナ前比で店舗営業利益率が上昇したことなども寄与した。

★13:18　 ＣＶＳベイエリア－大幅安　今期営業益28％減見込む　前期は6倍
　シー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687>が大幅安。同社は12日、25.2期通期の連結営業利益予想を.3.5億円（前期比28.4％減）に、年間配当予想を20円（前期は16円）にすると発表した。

　主力のマンションフロントサービス事業において、有人フロントサービス以外の選択肢の開拓に努め、受託件数の獲得を進めることで各種サービスのさらなる効率化を図り、スマートかつワンストップな管理の実現にも取り組むとしている。
　
　24.2期通期の連結営業利益は4.9億円（前の期比6.0倍）だった。
　
　マンションフロントサービス事業において安定した収益を確保したほか、ホテル事業においてはインバウンド需要の拡大や団体旅行の復調などにより、千葉県内ならびに都内の施設が高い稼働率で推移したことなども寄与した。

★13:28　 コンヴァノ－大幅に3日続落　前期最終損益を下方修正　一転赤字へ　今期も赤字見込む
　コンヴァノ<6574>が大幅に3日続落。同社は15日13時、24.3期通期の連結純損益予想を従来の300万円の黒字から1億5500万円の赤字（前の期は3400万円の赤字）に下方修正すると発表した。

　従来予想比でサービス従業員数が計画を下回っており、採用募集費などが増加する見通し。構造的な問題を抱える基幹システム・予約システムの大規模改修による費用、広告宣伝費の増加などにより、当面は営業赤字が継続する見通し。商標権の減損損失を計上することや、繰延税金資産の取り崩しなども響く。

　併せて、25.3期通期の純損益予想を2.3億円の赤字に、配当予想を無配にすると発表した。連結子会社のｆｅｍｅｄｉａを清算したため、今期は非連結決算となる予定。