11日の東京株式市場は日経平均株価が続落。前日の米国株市場では、3月の米消費者物価指数(CPI)の内容が事前コンセンサスを上回る強い内容だったことから米長期金利が上昇、NYダウは大きく下値を探る展開となった。これを引き継いで東京市場でも朝方は日経平均が500円を超える下げに見舞われ大きく値を崩したが、外国為替市場で一時1ドル=153円台まで急速に進む円安を横目に輸出関連株の一角が買われ、全体を下支えした。個別株の物色意欲は旺盛でTOPIXはプラス圏で着地した。日経平均終値は前日比139円安の3万9442円。プライム市場の値上がり銘柄数は697、値下がり銘柄数は893、変わらずは62。
本特集では、テクニカル指標「移動平均線のゴールデンクロス」と割安・割高感を示す株価指標「PER」に注目しました。プライム市場において、短期的な上昇トレンドに転換した可能性が高まった、5日と25日移動平均線がゴールデンクロスを示現した銘柄をピックアップ。その中から予想PERがプライム市場平均 16.82倍を下回り、割安感が強い 28社を選び出しました。
選出した銘柄は、本格的な上昇トレンドに転換しない場合でも、PERが低く下値が限られるため、損失リスクが低いといえます。PBRなど他の指標も併せて吟味し、買い候補として注目してはいかがでしょう。
銘柄名 PER PBR
<9502> 中部電 4.6 0.60
<5440> 共英製鋼 8.2 0.55
<7283> 愛三工 8.9 0.85
<3105> 日清紡HD 10.0 0.76
<5121> 藤コンポ 10.0 0.94
<3036> アルコニクス 10.4 0.65
<6638> ミマキエンジ 10.5 1.33
<8337> 千葉興 10.6 0.56
<3546> アレンザHD 10.7 1.07
<6371> 椿本チ 10.9 0.76
<8103> 明和産 11.6 0.77
<6617> 東光高岳 11.8 0.76
<2157> コシダカHD 12.0 2.84
<7483> ドウシシャ 12.0 0.90
<7976> 菱鉛筆 12.1 1.20
<4088> エアウォータ 12.2 1.17
<4674> クレスコ 12.4 1.74
<8593> 三菱HCキャ 12.7 0.92
<7220> 武蔵精密 12.8 0.95
<9692> シーイーシー 12.8 1.35
<2742> ハローズ 13.7 1.63
<6508> 明電舎 14.1 1.26
<1929> 日特建 14.5 1.48
<4092> 日本化 14.5 0.50
<9435> 光通信 14.5 1.81
<1820> 西松建 15.7 1.12
<7278> エクセディ 15.9 0.61
<1942> 関電工 16.5 1.21
※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
株探ニュース(minkabu PRESS)
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最終更新:4/12(金) 9:08
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