決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 東宝、ヨシムラＨＤ、いちご　(4月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の4月12日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.3　アークス <9948>
　24年2月期の連結経常利益は前の期比12.1％増の184億円になり、従来予想の162億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。

★No.4　エーアイテイ <9381>
　24年2月期の連結経常利益は前の期比19.1％減の45.3億円になったが、25年2月期は前期比4.7％増の47.5億円に伸びる見通しとなった。

★No.5　いちご <2337>
　24年2月期の連結経常利益は前の期比4.2％減の103億円になったが、25年2月期は前期比15.5％増の120億円に拡大する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2884> ヨシムラＨＤ 　東Ｐ 　 +10.48 　　4/15　本決算　　　-12.48
<9602> 東宝 　　　　　東Ｐ　　 +9.07 　　4/15　本決算　　　 -9.56
<9948> アークス 　　　東Ｐ　　 +5.48 　　4/15　本決算　　　　1.96
<9381> エーアイテイ 　東Ｐ　　 +2.46 　　4/15　本決算　　　　4.72
<2337> いちご 　　　　東Ｐ　　 +1.16 　　4/15　本決算　　　 15.48

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース（minkabu PRESS）