後場コメント No.2　ファイバーＧＴ、イード、特殊陶、ＮＥＣ、イビデン、広栄化学

★12:45　 ファイバーゲート－もみ合い　フェイスネットワークが同社の再生可能エネルギーシステムを導入
　ファイバーゲート<9450>がもみ合い。同社は27日、主に新築一棟RCマンションによる不動産投資支援事業を展開するフェイスネットワーク（東京都渋谷区）と共同で、同社グループが提供する再生可能エネルギーシステムを導入することに合意し、フェイスネットワーク開発物件のZEH化を推進すると発表した。
　
　同社グループの再生可能エネルギーシステムは、フェイスネットワークが求めるスペックを備えたサービスであり、入居者の快適な暮らしを実現するとともに、サステナブルな社会の実現に貢献できることが評価され、導入に至ったとしている。

★12:48　 イード－反発　記事執筆・監修プラットフォームに生成AI記事構成作成機能を追加
　イード<6038>が反発。同社は27日、連結子会社であるエンファクトリーが、専門家による
記事執筆・監修プラットフォーム「プロクルコンテンツ」において、Ｇｏｏｇｌｅが提唱するE-E-A-Tに準拠した生成AI記事構成作成機能を追加したと発表した。

　これにより、生成AIによる網羅的な記事の構成作成と専門家による信頼性が高くユニークな知見を組み合わせ、効率的かつ高品質でSEO効果のある記事制作が可能になったとしている。

★12:50　 日本特殊陶業－9日続伸　水素製造と発電が可能な小型リバーシブルSOCシステムを開発
　日本特殊陶業<5334>が9日続伸。同社は27日、開発中の固体酸化物形セルを使用し、水電解による水素製造と燃料電池による発電を1台のセルスタックで実現するシステム「リバーシブルSOCシステム」を開発したと発表した。
　
　同システムについては今後、実証を行いながら改善を加え、同時にシステム普及促進のための啓蒙活動、協業パートナーの探索を行い、2025年度中の製品化をめざすとしている。

★12:54　 ＮＥＣ－4日ぶり反発　効果的な広告運用を支えるデータ利活用の領域で協業
　ＮＥＣ<6701>が4日ぶり反発。同社は27日、ＤａｔａＣｕｒｒｅｎｔ（東京都港区）と、放送局の持つさまざまなデータをもとに広告の内容や放送枠を変更するなどの効果的な広告運用を支えるデータ利活用の領域で協業すると発表した。
　
　同社の放送事業における長年の実績に基づいたシステム構築力と、ＤａｔａＣｕｒｒｅｎｔの広告領域におけるデータ基盤構築・活用コンサルティングの強みを活かし、放送局が保有する各種システムとセキュアに連携するデータ管理・活用環境を提供、データ利活用を支援するとしている。

★13:01　 イビデン－4日ぶり反発　岐阜大とEV部材や資源リサイクルで共同研究＝日経
　イビデン<4062>が4日ぶり反発。日本経済新聞電子版は27日12時45分に、同社と岐阜大学が脱炭素や資源リサイクルなどの共同研究で包括連携協定を結んだと報じた。

　これまで個別の研究者同士のやり取りはあったが、組織で連携し、双方の研究資源を有効活用する狙いだという。電気自動車（EV）用の部材や植物の成長を助ける農業資材の開発などで協力するとしている。

★13:05　 広栄化学－後場マイナス転換　通期営業益を下方修正　触媒関連製品の需要回復遅れ響く
　広栄化学<4367>が後場マイナス転換。同社は27日13時に、24.3期通期の営業利益予想を従来の6.0億円から3.7億円（前期比55.5％減）に引き下げると発表した。触媒関連製品の需要回復が想定以上に遅れていることなどが響く。