新興市場銘柄ダイジェスト:LaboroAIは大幅に7日ぶり反発、エコモットがストップ安

4/19 15:42 配信

フィスコ

 <7379> サーキュ 687 +7
もみ合い。シンプレクス・ホールディングス<4373>と資本業務提携契約を締結すると発表している。1月30日に開示した通り、同社はサーキュレーション株210万株を主要株主から市場外で取得する。異動後の議決権保有割合は25.17%。提携により、両社でプロ人材の価値発揮による事業基盤の拡大のほか、プロ人材の評価認証制度の構築、DX支援の強化による顧客基盤の拡大を図る。

<5586> LaboroAI 1489 +74
大幅に7日ぶり反発。複数のメディアが「経済産業省は人工知能(AI)を開発する際に使うスーパーコンピューターの国内整備に乗り出す」と報じ、「KDDI<9433>やさくらインターネット<3778>など5社のAIスパコンの整備に計725億円を補助する」と伝えたことが材料視され、AI関連銘柄の一角に買いが波及している。Laboro.AIのほか、Kudan<4425>も買い優勢となっている。

<3987> エコモット 553 -100
ストップ安。前日に年初来高値を更新した反動で利益確定売りに押されている。エコモットは16日、連結子会社が大林組<1802>と共同で現場作業員の体調管理ソリューション「GenVital」を開発し、24年度から大林組が施工する建設現場で活用すると開示。これを好感して同日終値から一時4割近くも急伸したが、高値更新後は買い一服感が広がり、売り優勢となっているようだ。

<4496> コマースワン 809 +22
大幅に続伸。グループ会社のフューチャーショップ(大阪市)がSBフレームワークス(東京都江東区)が提供するEC物流代行サービスとの連携を開始したと発表している。フューチャーショップのSaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を利用するEC事業者は、ECに特化した物流代行サービスを少量から短期間で利用できるようになるほか、代行業務で判明した課題のフィードバックで事業の収益改善にも寄与するとしている。

<4884> クリングル 571 +7
大幅に反発。筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者に対して組換えヒトHGFタンパク質製剤を投与する第2相臨床試験(医師主導治験)の追加解析として、検体試料のバイオマーカー解析に関する共同研究契約を東北大学と締結したと発表している。治験で取得した検体試料について神経変性や神経炎症のバイオマーカーを測定してHGF投与による効果を検証し、効果の検出しやすい患者集団の特定など重要な情報が得られることが期待されるという。

<6193> バーチャレク 924 +17
大幅に続伸。24年3月期の営業利益予想を従来の3.05億円から3.60億円(前期実績5.76億円)に上方修正している。売上高が堅調に推移する中、売上原価や販管費を圧縮したことが奏功し、利益が上振れる見通し。また、出資する投資事業組合の運用益0.64億円を営業外収益として計上することから、純利益予想も従来の1.20億円から1.95億円(同6.35億円)に引き上げている。《ST》

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最終更新:4/19(金) 15:58

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