後場コメント No.4 味の素、応用地、INPEX、JVCKW、森永乳、テクノ菱和

5/14 15:02 配信

トレーダーズ・ウェブ

現在値
INPEX2,433.5+19
森永乳3,126-40
味の素5,790-183
オリンパス2,461.5-18
応用地質2,555-7

★13:56  味の素-みずほが目標株価を引き上げ 成長事業の業績底入れでアセットライト化の成果拡大へ
 味の素<2802>が続落。みずほ証券は、成長事業の業績底入れでアセットライト化の成果拡大と指摘。投資判断は「買い」を継続、目標株価は6900円→7100円に引き上げた。

 24/3期4Q決算発表後の個別取材を踏まえ、業績予想を見直した。24/3期事業利益は、Forge社影響を除き13%(171億円)増。成長を牽引してきたヘルスケア等は194億円減だったが、ASP上昇効果(調味料、栄養・加工食品:国内5%増、海外6%増)や市場シェア拡大が牽引した調味料・食品267億円増のほか、冷凍食品75億円増が成長を牽引した点に注目。決算発表前に注目点とみていた、株主還元と悪材料出尽くしでは、今後は25/3期ヘルスケア等の回復モメンタムを注目していきたいとしている。

★13:57  応用地質-後場急騰 1Q営業益61%増 受注が堅調
 応用地質<9755>が後場急騰。同社は14日13時45分、24.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は20.2億円(前年同期比61.4%増)だったと発表した。

 防災・インフラ事業、環境・エネルギー事業において、ともに受注が堅調で、前年同期比で大幅増収増益となった。

★14:05  INPEX-後場プラス転換 通期営業益を上方修正 コンセンサス上回る 1Qは1%増
 INPEX<1605>が後場プラス転換。同社は14日14時、24.12期通期の連結営業利益予想を従来の1兆0100億円から1兆2100億円(前期比8.6%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1兆1823億円。

 1Q(1-3月)において、イクシスプロジェクトをはじめとする主要プロジェクトの安定操業のもと、原油価格が上振れたことや、為替が円安方向に推移したことなどを踏まえた。原油価格(ブレンド)の想定価格は通期平均で80.0ドル(従来は73.0ドル)、想定為替レートは1米ドル145円(同138円)に見直した。

 24.12期1Qの連結営業利益は3801億円(前年同期比1.4%増)だった。

★14:06  オリンパス-みずほが投資判断を引き上げ 守勢から成長を意識した経営への転換
 オリンパス<7733>が小反落。みずほ証券は、守勢から成長を意識した経営への転換に注目。投資判断は「中立」→「買い」に引き上げ、目標株価は2050円→2850円に引き上げた。

 引き上げの要因として、以下のコメントをしている。(1)最大のポイントはKaufmann社長の意識変化。24/3期はFDA品質対応を優先するあまり、自主的出荷停止などが頻発したが、「25年3月期は力強い回復に自信を持っている」とのことから事業成長へと全社的な意識が変わったと判断、(2)24/3期に過去の笹・竹内社長政権で実施された事業展開の総点検が実施されたと解釈。24/3期の減損損失総額646億円にはVMT社、自走式内視鏡、整形外科、コラーゲンおよび歯科用商品、Taewoong社、Gyrus Medical社などシナジーに疑問が残る事業が見直されたと判断。追加減損が発生しても限定的と見る、(3)1000億円規模の自社株買いが24/3期・25/3期と続いていることから、今後も継続すると判断している。

★14:18  森永乳業-後場急騰 今期営業益8%増見込む 前期は16%増
 森永乳業<2264>が後場急騰。同社は14日14時、25.3期通期の連結営業利益予想を300億円(前期比7.8%増)に、年間配当予想を90円(前期は60円)にすると発表した。市場コンセンサスは291億円。

 国内を中心に増益を図る。原材料・エネルギー価格上昇影響の継続、物流費の大幅上昇に対し、価格改定、高付加価値商品、新商品の拡大によりカバーするとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は278億円(前の期比16.3%増)だった。国内における栄養・機能性食品事業や主力食品事業などにおける価格改定、高付加価値商品の拡大・数量増などが寄与した。

★14:18  森永乳業-後場急騰 340万株・100億円を上限に自社株買い 割合3.92%
 森永乳業<2264>が後場急騰。同社は14日14時、340万株・100億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月15日~10月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合3.92%となる。

 併せて、上記により取得した自己株式の全株式数を消却することも発表した。消却予定日は11月15日。資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応の一環として、今回の自己株式取得を行う。

★14:25  テクノ菱和-後場急落 今期経常益16%減見込む 前期は79%増
 テクノ菱和<1965>が後場急落。同社は14日14時、25.3期通期の連結経常利益予想を53.7億円(前期比15.8%減)に、年間配当予想を52円(前期は48円)にすると発表した。

 今期を初年度とする中期経営計画(25.3期~27.3期)を策定した。今後も人手不足が続くことが懸念されるなかで、人材への投資にも力を入れ、新卒、キャリア問わず採用活動を充実させると同時に、社内の教育制度についても見直しを進め、全社的な技術力の向上をめざす。最終年度の経常利益目標は60.0億円とした。

 24.3期通期の連結経常利益は63.7億円(前の期比79.2%減)だった。手持ち工事の進ちょくが順調に推移した。工事粗利益率の改善なども寄与した。

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最終更新:5/14(火) 15:02

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