今晩のNY株の読み筋=9月シカゴ購買部協会景気指数に注目
27日の米国株式市場において、NYダウは続伸。米8月PCE(個人消費支出)デフレーターが市場予想を下回り、米10年債利回りが低下する中、米国市場は上昇して取引を開始。その後、ヘルスケア関連が堅調に推移し、NYダウは取引時間中ベースでの最高値を更新する。さらに、9月ミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を上回る中、NYダウは上げ幅を拡大。ただ、週明けに四半期末を控えていることから午後にかけてこう着感が強まり、NYダウは上げ幅を縮小。前日比137ドル高の4万2313ドルで終えた。
30日は、9月シカゴ購買部協会景気指数が発表される。市場予想は46.0と、8月の46.1から伸び悩む見通しだが果たしてどうか。8月のマイナス9.7からマイナス10.6に悪化見通しの9月ダラス連銀製造業活動指数ともども注目したい。
<主な米経済指標・イベント>
9月シカゴ購買部協会景気指数、9月ダラス連銀製造業活動指数
(日付は現地時間)
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提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:9/30(月) 17:00