★9:09 日揮HD-売り気配 前期最終損益を下方修正 一転赤字へ
日揮ホールディングス<1963>が売り気配。同社は4月30日、24.3期通期の純損益予想を従来の160.0億円の黒字から80.0億円の赤字(前の期は306.7億円の黒字)に下方修正すると発表した。
3Qに損失を計上したタイの化学案件において、配管材料調達コスト及びリスク対応費用を追加で見込む必要が生じたほか、サウジアラビアの石油・ガス案件、海外子会社において損失引当を行ったことも踏まえた。
★9:10 ZOZO-3日ぶり反落 今期営業益7%増見込むも材料出尽くし
ZOZO<3092>が3日ぶり反落。同社は4月30日に、25.3期通期の連結営業利益予想は642億円(前期比6.9%増)と発表した。市場コンセンサスは643億円。
売上高について、広告事業の高成長、2024年4月の送料改定による送料収入の増加に伴うその他売上高の増加などにより、商品取扱高(その他商品取扱高除く)の成長率を上回る伸び率を見込んでいる。
24.3期通期の連結営業利益は601億円(前の期比6.5%増)だった。商品取扱高の増加に加え、出荷単価の上昇に伴う配送費用のコスト低減ならびにコストコントロールが奏功した。
併せて、24.3期の期末配当を従来の49円→55円(前期は41円)に決定することも発表した。年間配当は98円→104円(前期は65円)となる。また、25.3期の年間配当予想は107円(中間53円、期末54円)とした。
しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★9:10 リケンテクノス-急落 今期営業益5%増見込むもコンセンサス下回る
リケンテクノス<4220>が急落。同社は4月30日、25.3期通期の連結営業利益予想を92.0億円(前期比4.8%増)に、年間配当予想を34円(前期は32円)にすると発表した。市場コンセンサスは96.0億円。
中計の4つの戦略の完遂に向け、各種施策に取り組むとしている。
24.3期通期の連結営業利益は87.8億円(前の期比16.9%増)だった。デイリーライフ&ヘルスケア事業が、生活資材向け塩ビコンパウンドおよび小巻ラップ製品の販売増により、前の期比増益で着地した。
併せて24.3期の期末配当を従来予想の17円に対して20円(前の期末は16円)に決定した。年間配当は32円(前の期は25円)となる。
なお、業績見通しがコンセンサスを下回ったことで、株価は売りが優勢となっている。
★9:11 jig.jp-急騰 前期営業益を上方修正 増配も発表
jig.jp<5244>が急騰。同社は4月30日、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の16.0億円から18.0億円(前の期比81.8%増)に上方修正すると発表した。
4Qはライブ配信事業「ふわっち」のユーザーエンゲージメントを高めたことで、売上高の堅調な増加したことに加え、ブラウザ決済比率が当初想定を上回り、決済手数料の圧縮化を見込むことを踏まえた。
併せて24.3期の期末配当予想を2.9円から3.42円(前の期末は無配)に上方修正すると発表した。年間配当予想は5.71円(前の期は無配)となる。
★9:12 M&A総研-反落 上期営業益2倍も通期据え置きを嫌気
M&A総研ホールディングス<9552>が反落。同社は4月30日、24.9期上期(10-3月)の連結営業利益は49.4億円(前年同期日2.2倍)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は68.6%。
AIマッチングアルゴリズムの精度向上、業務のDX推進という2軸で効率的なM&Aの実現に取り組んだほか、新規事業の立ち上げを見据え、上期においては子会社を3社新規設立したとしている。
なお、良好な進ちょくにもかかわらず通期計画が据え置かれたことが嫌気され、株価は売りが優勢となっている。
★9:14 エンプラス-急落 今期営業益34%増見込む 市場コンセンサス下回る
エンプラス<6961>が急落。同社は4月30日、25.3期通期の連結営業利益予想を62.0億円(前期比33.5%増)だと発表した。市場コンセンサスは77.0億円。
半導体需要は注力するサーバー用途の需要を中心に中期的に増加傾向が続くと予想。また、光通信関連市場においては、AI用サーバー市場は今後も成長する見通しであり、同社の光学デバイスの需要は拡大すると予想するとしている。
24.3期通期の連結営業利益は46.5億円(前の期比47.3%減)だった。事前の下方修正通りの水準で着地した。
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最終更新:5/1(水) 11:30
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