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<米国株情報>中国アリババ、クラウド・AI事業拡大へ―最大50億ドルの転換社債発行も

5/24 10:11 配信

ウエルスアドバイザー

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 中国インターネット大手アリババ・グループ<BABA>は23日、新たにメキシコにデータセンターを開設したことを明らかにし、今後3年間で韓国、タイ、マレーシア、フィリピンなどにもデータセンターを新設する計画も示した。

 アリババは現在、中国国内や米国、欧州、中東、アジア・太平洋など世界30地域(15カ国)に89のデータセンターを設置しているが、対象地域をさらに拡大させ、データセンターを通じて同社製の大規模言語(AI言語)モデルなどのAI関連ソフトウエアを提供していきたい考えだ。

 経済専門チャンネルCNBCによると、アリババは15年からクラウド事業の海外展開を開始した。世界のクラウド市場のシェアはアマゾン・ドットコム<AMZN>やマイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOGL>によって占められ、アリババは5%弱にとどまっているが、中国市場では39%のシェアを持ち、アジア市場ではトップとなっている。

 アリババが5月14日に発表した最新の1-3月期(第4四半期)決算で、売上高は前年比7%増の2218億7400万元となったが、クラウド・インテリジェンス事業は同3%増の255億9500万元となり、同事業のうち、AI関連の売上高は前年比3ケタの急成長となっている。

 なお、23日には45億ドル相当の転換社債(償還日31年6月1日)を機関投資家向けに発行することも明らかにした。転換社債には5億ドルを上限とするオーバーアロットメントが設定されており、これを含めると最大50億ドル相当となる。調達資金は自社株買いの資金に充当するとしている。

<関連銘柄>
 NASD投信 <1545> 、NYダウ投信 <1546> 、上場米国 <1547>
 SPD500 <1557> 、NYダウ <1679> 、NYダウブル <2040>
 NYダウベア <2041>

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:5/24(金) 10:11

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