★13:20 東陽テクニカ-もみ合い 細胞カプセル化試薬を開発
東陽テクニカ<8151>がもみ合い。同社は11日10時30分、自社開発した「細胞カプセル化試薬」を2024年4月1日に発売したと発表した。
同製品は理化学研究所の特許技術を基に、同社が動物細胞の三次元(3D)培養向けに開発したという。通常の二次元培養装置のディッシュ内において、3D培養を実現し、カプセル作製から細胞封入まで実施可能だとしている。
★13:38 大林組-3日続落 「統合施工管理システム」の実証施工に成功
大林組<1802>が3日続落。同社は11日、「統合施工管理システム」について、新丸山ダム建設工事の土工事で複数建機の自動・自律運転による盛土施工と計測ロボットを使った品質管理を行う実証施工に成功し、生産性向上を確認したと発表した。
今後、同システムの機能向上と現場環境に適合させた改良を行い、「自律型コンクリート打設システム」を開発、コンクリート打設を自動化することで、ダム堤体工事の自動化施工を実現することをめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★13:39 花王-続落 一部商品を自主回収 アルミニウム片付着のおそれ
花王<4452>が続落。同社は11日、グループ会社であるカネボウ化粧品が2024年1月20日に発売した「ケイト ザ アイカラー(マーブルインク)」の一部商品で、容器の内側が削れ、アルミニウムの微細な小片が付着していることが判明したと発表した。
当該商品は、目のまわりに使用するものであり、思わぬけがにつながる恐れがあることから、万が一を考慮し、同日より、該当する一部商品を自主回収するとしている。
★13:39 HEROZ-3日ぶり大幅反落 バリオセキュアの今期減益見通しを嫌気
HEROZ<4382>が3日ぶり大幅反落。子会社であるバリオセキュア<4494>の今期ガイダンスが嫌気されている。
バリオセキュアは10日、25.2期通期の営業利益予想(IFRS)を4.9億円(前期比6.9%減)にすると発表。増収を見込む一方、新規採用やマーケティングコストなど事業投資を見込むため、減益を予想している。
子会社の減益見通しを受け、親会社である同社も業績懸念から売られている。なお、バリオセキュアは8%を超える下落となっている。
★13:40 UBE-底堅い リサイクル炭素繊維を活用したコンポジット製品を上市
UBE<4208>が底堅い。同社は11日、温室効果ガス削減や環境負荷低減を目的とした、新しいコンポジット製品を上市したと発表した。
同製品は同社が長年培ったエンジニアリングプラスチックの技術開発力を用いた、トレーサビリティを有するリサイクル炭素繊維を活用したものだという。
リサイクル炭素繊維を各種ナイロンに添加するとともに様々な機能改良を施すことで、炭素繊維の製造時に発生するGHG排出量の削減だけではなく、部品の軽量化や高機能化によりエネルギー使用の削減に貢献するとしている。
★13:51 日清製粉G-3日ぶり反発 業務用小麦粉の価格改定を実施
日清製粉グループ本社<2002>が3日ぶり反発。同社傘下のニップンは11日、輸入小麦の政府売渡価格が2024年4月1日から改定され、また輸送費が上昇していることから、業務用小麦粉の価格改定を行うと発表した。
業務用強力系小麦粉は25キログラムあたり30円値上げする一方、業務用中力系・薄力系小麦粉は25キログラムあたり115円値下げする。業務用国内産小麦100%小麦粉は改定なしとしている。
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最終更新:4/11(木) 15:01
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