小田急電鉄<9007>が底堅い。同社は22日、傘下の小田急不動産、東京電力ホールディングス<9501>傘下の東京電力エナジーパートナー(以下、東京電力EP)ならびにTEPCOホームテックの4社と、小田急線の運行を通じた脱炭素社会の実現を推進する業務提携契約を締結したと発表した。
提携により、小田急不動産による分譲戸建住宅「リーフィア」のうち、太陽光発電システム設置物件の居住者の自家発電に由来する「環境価値」について、J-クレジット制度を活用し東京電力EPを介して、ロマンスカーをはじめ小田急線運行に関するカーボンオフセットに役立てることをめざすとしている。