１４日の東京株式市場見通し＝もみ合いとなりそう

　予想レンジ：３万７９００円－３万８３００円（１３日終値３万８１７９円４６銭）

　１４日の東京株式は、もみ合いとなりそう。きのう１３日の日経平均株価は、上値が重く、心理的なフシ目の３万８０００円を一時割り込んだが、下げ渋って取引を終えた。米経済指標待ちの状況もあり、好業績銘柄への個別株物色が中心になりそう。為替相場は、ドル・円が１ドル＝１５６円台の前半（１３日は１５５円８８－８９銭）、ユーロ・円が１ユーロ＝１６８円台の半ば（同１６７円９７銭－１６８円０１銭）と円安方向に振れている。１３日のＡＤＲ（米国預託証券）は円換算値で、高安まちまちながら、キリンＨＤ <2503> 、日立 <6501> 、オリンパス <7733> などが、１３日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、１３日の大阪取引所清算値比６５円高の３万８１８５円だった。（高橋克己）

１４日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・　８：５０　４月国内企業物価指数
・１５：００　４月工作機械受注
・決算発表＝ソニーＧ <6758> 、アサヒ <2502> 、ニトリＨＤ <9843> 、三住トラスト <8309> 、りそなＨＤ <8308> 、ＥＮＥＯＳ <5020> 、楽天グループ <4755> 、出光興産 <5019> 、荏原 <6361>

【海外】（時間は日本時間）
・１８：００　ユーロ５月ＺＥＷ景況感調査
・２１：３０　米４月卸売物価指数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供：ウエルスアドバイザー社