前場コメント No.2 JR西日本、住友林、大塚商、東北電、SGHD、T&DHD

5/1 11:30 配信

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現在値
住友林5,752+12
大塚商会2,904.5-37
JR西日本3,120-27
SGHLD1,584.5-47
東北電1,247-24.50

★9:02  JR西日本-買い気配 今期営業益5%減見込むも市場コンセンサス上回る
 JR西日本(西日本旅客鉄道)<9021>が買い気配。同社は4月30日に、25.3期通期の連結営業利益予想は1700億円(前期比5.4%減)と発表した。市場コンセンサスは1693億円。

 不動産業の不動産賃貸・販売について、販売利益率差、新規物件の開業経費により、減益を見込んでいる。流通業の物販・飲食について、人財関連経費の増加、ホテルリニューアルに伴う費用の増加により、減益を見込んでいることも響く。

 24.3期通期の連結営業利益は1797億円(前の期比2.1倍)だった。構造改革の進ちょくに加え、利用回復およびインバウンド需要の増加などが寄与した。

 併せて、24.3期の期末配当を従来の62.5円→84.5円(前期は75円)に決定することも発表した。年間配当は120円→142円(前期は125円)となる。また、25.3期の年間配当予想は72円(中間36円、期末36円)とした。なお、同社は2024年4月1日を効力発生日として、1株につき2株の割合で分割を行っていることから、実質増配となる。

★9:02  JR西日本-買い気配 上限2000万株・500億円の自己株取得へ 割合は4.1%
 JR西日本(西日本旅客鉄道)<9021>が買い気配。同社は4月30日に、上限2000万株・500億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月1日~9月20日で、自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は4.1%。

★9:02  住友林業-買い気配 1Q営業益67%増 住宅事業と建築・不動産事業が寄与
 住友林業<1911>が買い気配。同社は4月30日、24.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は406億円(前年同期比66.8%増)だったと発表した。市場コンセンサスは285億円。
 
 住宅事業と建築・不動産事業が前年同期比で大幅増益で着地したことが寄与した。

★9:02  大塚商会-売り気配 1Q営業益2%増もコンセンサス下回る
 大塚商会<4768>が売り気配。同社は4月30日、23.12期1Q(4-6月)の連結営業利益は172億円(前年同期比2.2%増)だと発表した。市場コンセンサスは180億円。

 システムインテグレーション事業、サービス&サポート事業がともに堅調で、好調だった前年を上回り、売上・各利益とも過去最高を更新した。

 なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。

★9:02  東北電力-買い気配 今期最終益43%減見込む コンセンサス上回る 15円増配へ
 東北電力<9506>が買い気配。同社は4月30日、25.3期通期の連結純利益予想を1300億円(前期比42.5%減)に、年間配当予想を30円(前期は15円)にすると発表した。燃料費調整制度の期ずれによる影響が差益から差損に転じる見込み。市場コンセンサスは950億円。

 24.3期通期の連結純損益は2261億円の黒字(前の期は1276億円の赤字)だった。燃料費調整制度の期ずれの影響や、電気料金の見直し、高効率の上越火力発電所通年運転による燃料費抑制など効率化に取り組んだことが寄与した。

★9:02  SGHD-売り気配 今期営業益8%増見込むも市場コンセンサス下回る
 SGホールディングス<9143>が売り気配。同社は4月30日に、25.3期通期の連結営業利益予想は960億円(前期比7.6%増)と発表した。市場コンセンサスは1038億円。

 中期経営計画の最終年度として、引き続き重点戦略である、総合物流ソリューション「GOAL」の高度化、競争優位創出につながる経営資源の拡充、ガバナンスの更なる高度化に取り組むとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は892億円(前の期比34.1%減)だった。デリバリー事業が、BtoB・BtoCともに取り扱い個数が減少したことなどにより、減益となった。ロジスティクス事業が、海上・航空貨物の取り扱い量が減少したことなどにより、赤字となったことも響いた。

 併せて、24.3期の期末配当を従来の26円→25円(前期は26円)に決定することも発表した。年間配当は52円→51円(前期は51円)となる。また、25.3期の年間配当予想は52円(中間26円、期末26円)とした。

★9:03  T&DHD-もみ合い 前期最終益を上方修正 運用収支の増加などが寄与
 T&Dホールディングス<8795>がもみ合い。同社は4月30日に、24.3期通期の連結純損益予想を従来の870億円の黒字から990億円の黒字(前の期は1322億円の赤字)に引き上げると発表した。運用収支の増加などが寄与する。市場コンセンサスは943億円。

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最終更新:5/1(水) 11:30

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