三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が3日続伸。日本の長期金利が上昇傾向にあり、軟調な地合いのなか銀行株の一角が比較的堅調に推移している。
24日の債券市場では、後場に入り10年債利回りが1.005%(前日比+0.005%)に上昇。同日12時45分の日本経済新聞電子版報道によれば、日銀が国債を大量に購入する「異次元緩和」政策を導入した直後の2013年5月以降の最高水準を更新したようだ。前日は米国長期金利も4.4%台に上昇している。
日米長期金利の上昇を受け、収益改善期待から同社や三井住友フィナンシャルグループ<8316>は前場の高値を上回る場面も見られた。