前場コメント No.7　コメリ、レゾナックＨＤ、ストライク、日揮ＨＤ、タスキＨＤ、住友鉱

★10:05　 コメリ－3日ぶり反落　3月度の既存店売上高5％減　ガーデニング資材など不調
　コメリ<8218>が3日ぶり反落。同社は4月1日、3月度の既存店売上高は前年同月比4.8％減だったと発表した。全店は同3.7％減となった。

同月は全国的に気温が低く、春の農作業やガーデニングに遅れが見られ、肥料・農薬・農業資材や花苗・ガーデニング資材の販売が低調だったことが響いた。

★10:13　 レゾナックＨＤ－反発　三井物産とCCS共同検討に関する覚書を締結
　レゾナック・ホールディングス<4004>が反発。同社は2日、三井物産<8031>と、同社大分コンビナートで排出されるCO2を回収してマレーシア沖の地下へ貯留する「CCS」に関する共同検討の実施について、覚書を締結したと発表した。
　
　三井物産のマレーシア沖でのCCS事業は、エネルギー・金属鉱物資源機構の先進的CCSに採択されており、早期実現性が高く、今後の効果が期待できると判断し、本共同検討に合意したとしている。

★10:17　 ストライク－反発　阪神3税協と業務提携
　ストライク<6196>が反発。同社は2日、1日付けで西宮税理士協同組合（兵庫県西宮市）、尼崎税理士協同組合（兵庫県尼崎市）、伊丹税理士協同組合（兵庫県伊丹市）の阪神3税協と業務提携を開始したと発表した。
　
　同社と阪神3税協に加入する組合員が連携し、顧客がかかえる事業承継、事業拡大などの経営課題に対する相談を受け、M&Aを活用した解決策を提案するとともに、顧客からのニーズに応じてM&Aの仲介サービスおよびM&A付随業務のサービスを提供するとしている。

★10:27　 日揮ＨＤ－反発　マレーシアにおける水素製造プラントの基本設計役務を受注
　日揮ホールディングス<1963>が反発。同社は2日、海外EPC事業会社である日揮グローバルが、ＥＮＥＯＳホールディングス<5020>傘下のＥＮＥＯＳと住友商事<8053>がマレーシアで計画を推進するグリーン水素製造プラントとMCH製造プラントに係る基本設計役務を受注したと発表した。
　
　同社グループは、同事業のフィージビリティスタディから一貫してサポートしてきており、卓越したエンジニアリング技術とプロジェクト遂行力が評価され、今回の受注に至ったとしている。

★10:38　 タスキＨＤ－急落　今期連結営業益44.5億円見込む　期末配当予想は15円
　タスキホールディングス<166A>が急落。同社は1日、24.9期通期の連結営業利益予想を44.5億円に、期末配当予想を15.0円にすると発表した。

　タスキと新日本建物の経営統合に伴い、同社は1日に上場した。業績予想については、タスキの2023年10月1日から24年9月30日までの連結業績と、新日本建物の24年4月1日から9月30日までの個別業績を連結した。期末配当については、旧タスキ株1株換算で33.6円になるとしている。

　なお、株価は前日に買われた反動から売りが優勢となっている。

★10:39　 住友金属鉱山－続伸　コテ金鉱山開発プロジェクトにて生産開始
　住友金属鉱山<5713>が5日続伸。同社は1日、アイアムゴールド社（カナダトロント）と共同で開発を進めてきたコテ金鉱山開発プロジェクトにおいて、3月31日に金ドーレの生産を開始したと発表した。

　今後もアイアムゴールド社との強固なパートナーシップのもと、早期のランプアップ達成に向けてコテ金鉱山開発プロジェクトを強力に推進するとしている。同プロジェクトは当初、2023年の生産開始を予定していたが、遅延により2024年に開始時期を見直していた。