★9:05 アダストリア-5日ぶり反発 今期営業益6%増見込む 前期は56%増
アダストリア<2685>が5日ぶり反発。同社は4日、25.2期通期の連結営業利益予想を190億円(前期比5.5%増)に、年間配当予想を90円(前期は85円)にすると発表した。
26.2期を最終年度とする中期経営計画に基づき、各種施策を実行し、成長と収益性向上の実現をめざす。
24.2期通期の連結営業利益は180億円(前年同期比56.4%増)だった。外部環境の好調、商品の高付加価値化と価格見直しなどの企業努力により、過去最高の売上・利益を達成したとしている。
併せて、24.2期通期の期末配当を従来予想の45円から50円(前期は35円)にすると発表した。
★9:07 クロスマーケティング-5日続落 クリエイティブリソースインスティチュートを子会社化
クロス・マーケティンググループ<3675>が5日続落。同社は4日、クリエイティブリソースインスティチュート(以下、CRI)の子会社化を目的とした株式譲渡契約を締結すると発表した。
CRIは、東京および福岡において、Webディレクターやエンジニア人材を、主に広告代理店、システム開発会社、Web制作会社に常駐させ、プロモーションの企画提案や技術者の派遣を行っているという。
同子会社化により、同社グループ企業である、エクスクリエやオルタナエクスなどのリソースの活用を通じ、顧客支援の最大化と効率化の実現が可能となるほか、グループ内連携により、エンジニア人材基盤のさらなる拡充につながるとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★9:08 三菱地所-MSMUFGが目標株価引き上げ 資産価値への注目度が高まる局面
三菱地所<8802>が底堅い。モルガン・スタンレーMUFG証券では、資産価値への注目度が高まる局面として、投資判断「Overweight」を継続、目標株価を2450円から3700円に引き上げた。
モルガン・スタンレーMUFGでは、日銀のマイナス金利政策およびYCC政策解除後も実質マイナス金利が継続、不動産Capレートの上昇リスクが後退しており、資産価値ベースでのバリュエーションの水準訂正が継続すると判断。大手不動産3社の中で不動産含み益が最も大きく、25.3期予想P/NAV0.59倍(4月3日現在)と相対的にNAVディスカウントの大きい同社はその恩恵を受けよう、と指摘している。
★9:09 壱番屋-大幅安 今期営業益10%増見込むも市場コンセンサス下回る
壱番屋<7630>が大幅安。同社は4日、25.2期通期の連結営業利益予想を52.0億円(前期比10.3%増)にすると発表した。市場コンセンサスは58.0億円。
基盤事業のカレーハウスCoCo壱番屋では、店舗収益力の改善に取り組むとともに、ブランド力向上に向けたマーケティング施策の実施や、新たなロケーションでの店舗展開を進める。また、M&Aを活用した新規業態の展開を進めるほか、海外事業の展開スピードを加速させるなど、新たな成長分野への投資を進めるとしている。
24.2期通期の連結営業利益は47.2億円(前年同期比30.5%増)だった。
国内では各種施策を実施、海外では不採算店舗の閉鎖などによる事業立て直しを実施したことで、ともに前期比で増収で着地した。株価はコンセンサスを下回る見通しが嫌気されて、売りに押されている。
★9:09 アドバンテスト-急落 米利下げ観測後退しSOX指数3%安 半導体株に売り
アドバンテスト<6857>が急落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下落が嫌気されている。
4日の米国市場では、利下げ観測の後退により主要3指数が下落。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズなど半導体株が大幅安となり、SOX指数は3%下落した。
米半導体株の下落を受け、国内の関連銘柄も売りが優勢となっている。東京エレクトロン<8035>、SCREENホールディングス<7735>、ソシオネクスト<6526>なども安い。
★9:13 INPEX-新高値 WTI原油が5日続伸 86ドル台に
INPEX<1605>が新高値。原油価格の上昇が材料視されている。
4日のニューヨーク原油先物相場は5日続伸。WTI原油先物は5月限の終値が前営業日比1.44ドル高の1バレル86.59ドルとなった。イランが近々、イスラエルに対して報復攻撃をするとの一部報道もあるなか、市場では中東で原油供給が滞ることへの懸念が急速に広まったとの声が聞かれた。
原油価格の上昇を受け、同社株も買いが優勢となっている。富士石油<5017>も高い。
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:4/5(金) 11:31
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