八十二銀行<8359>が大幅高。ダイヤモンドオンラインは18日、同社が6月に開く予定の株主総会で、海外業務を手掛ける「国際統一基準行」の資格返上を求める株主提案が初めて出されたことが17日、わかったと報じた。
記事によれば、国際統一基準行であるがゆえにPBRが低迷していると株主側は問題視しており、PBRが低い他の国際統一基準行に影響が広がる可能性もあるとしている。国際統一基準行の自己資本比率は8%以上、国内基準行は同4%以上が求められる。
株価は株主提案をきっかけにPBR改善に期待する買いが入っている。同社のほか、千葉銀行<8331>、伊予銀行を傘下に持ついよぎんホールディングス<5830>、横浜銀行を傘下に持つコンコルディア・フィナンシャルグループ<7186>など、国際統一基準行である銀行にも思惑買いが波及している。
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:4/18(木) 14:03
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