検索結果 スレッド コメント 最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 株式全般> ゆく株の流れは絶えずして、しかも、徒然なるままに……息抜きしながら探し物を…。 株価は上昇すれば、下落します。… `₍⋆・-・⋆₎´歌舞仲間 2024/04/26 20:52 株価は上昇すれば、下落します。株価が上昇すれば、地合いが盛り上がり、儲かる投資家が増えれば増えるほど市場は熱狂的になっていきます。反対に、株価が下落し始めると、我先にと売りが出始め、やがて売りが売りを呼ぶ展開となって投げが加速し、悲壮感に市場は包まれていきます。人間は欲深いため熱狂的にも悲観的にもなりやすく、マーケットは良くも悪くも一方向に傾きやすいのです。 ただ、株価は企業業績にもある程度裏打ちされていると考えることができ、業績に見合ったフェアバリューが徐々に形成されていきます。こうして通常はフェアバリューあたりで株価は推移するはずなのですが、実際の株式市場で見られる光景はこれと異なります。その時々の株式市場の地合いによって、水準が歪められていくのです。 株価を形成する根拠となるのが、個別企業のフェアバリューであるならば、株価のブレ、いわゆるボラティリティを形づくるのは、その時に株式市場に参加している投資家の心理状態であるといえるでしょう。フェアバリューは決算内容などファンダメンタルズに基づいて客観的に判断していけばよいのですが、株価のブレはどのような基準を用いて判断すればよいのでしょうか。その答えは、テクニカル指標を使って機械的に判断していくことです。具体的には「騰落レシオ」を活用して、株式市場に参加している投資家の心理状態を探っていくのです。 騰落レシオは、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率から、市場の過熱感を測るテクニカル指標です。ある期間内の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割ることで求めることができ、パーセントで表します。一般的な見方としては、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が均衡する100%の水準が、過熱感も売られ過ぎ感もない中立の状態にあると考えることができます。一方、買われすぎの状態にある株式市場では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大きく上回るようになり、騰落レシオも100%を超えて上昇していきます。逆に、売られすぎの状態にある株式市場では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大きく上回るようになり、騰落レシオは100%を下回る水準に下降していきます。
最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 株式全般> ゆく株の流れは絶えずして、しかも、徒然なるままに……息抜きしながら探し物を…。 株価は上昇すれば、下落します。… `₍⋆・-・⋆₎´歌舞仲間 2024/04/26 20:52 株価は上昇すれば、下落します。株価が上昇すれば、地合いが盛り上がり、儲かる投資家が増えれば増えるほど市場は熱狂的になっていきます。反対に、株価が下落し始めると、我先にと売りが出始め、やがて売りが売りを呼ぶ展開となって投げが加速し、悲壮感に市場は包まれていきます。人間は欲深いため熱狂的にも悲観的にもなりやすく、マーケットは良くも悪くも一方向に傾きやすいのです。 ただ、株価は企業業績にもある程度裏打ちされていると考えることができ、業績に見合ったフェアバリューが徐々に形成されていきます。こうして通常はフェアバリューあたりで株価は推移するはずなのですが、実際の株式市場で見られる光景はこれと異なります。その時々の株式市場の地合いによって、水準が歪められていくのです。 株価を形成する根拠となるのが、個別企業のフェアバリューであるならば、株価のブレ、いわゆるボラティリティを形づくるのは、その時に株式市場に参加している投資家の心理状態であるといえるでしょう。フェアバリューは決算内容などファンダメンタルズに基づいて客観的に判断していけばよいのですが、株価のブレはどのような基準を用いて判断すればよいのでしょうか。その答えは、テクニカル指標を使って機械的に判断していくことです。具体的には「騰落レシオ」を活用して、株式市場に参加している投資家の心理状態を探っていくのです。 騰落レシオは、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率から、市場の過熱感を測るテクニカル指標です。ある期間内の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割ることで求めることができ、パーセントで表します。一般的な見方としては、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が均衡する100%の水準が、過熱感も売られ過ぎ感もない中立の状態にあると考えることができます。一方、買われすぎの状態にある株式市場では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大きく上回るようになり、騰落レシオも100%を超えて上昇していきます。逆に、売られすぎの状態にある株式市場では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大きく上回るようになり、騰落レシオは100%を下回る水準に下降していきます。
株価は上昇すれば、下落します。…
2024/04/26 20:52
株価は上昇すれば、下落します。株価が上昇すれば、地合いが盛り上がり、儲かる投資家が増えれば増えるほど市場は熱狂的になっていきます。反対に、株価が下落し始めると、我先にと売りが出始め、やがて売りが売りを呼ぶ展開となって投げが加速し、悲壮感に市場は包まれていきます。人間は欲深いため熱狂的にも悲観的にもなりやすく、マーケットは良くも悪くも一方向に傾きやすいのです。 ただ、株価は企業業績にもある程度裏打ちされていると考えることができ、業績に見合ったフェアバリューが徐々に形成されていきます。こうして通常はフェアバリューあたりで株価は推移するはずなのですが、実際の株式市場で見られる光景はこれと異なります。その時々の株式市場の地合いによって、水準が歪められていくのです。 株価を形成する根拠となるのが、個別企業のフェアバリューであるならば、株価のブレ、いわゆるボラティリティを形づくるのは、その時に株式市場に参加している投資家の心理状態であるといえるでしょう。フェアバリューは決算内容などファンダメンタルズに基づいて客観的に判断していけばよいのですが、株価のブレはどのような基準を用いて判断すればよいのでしょうか。その答えは、テクニカル指標を使って機械的に判断していくことです。具体的には「騰落レシオ」を活用して、株式市場に参加している投資家の心理状態を探っていくのです。 騰落レシオは、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率から、市場の過熱感を測るテクニカル指標です。ある期間内の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割ることで求めることができ、パーセントで表します。一般的な見方としては、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が均衡する100%の水準が、過熱感も売られ過ぎ感もない中立の状態にあると考えることができます。一方、買われすぎの状態にある株式市場では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大きく上回るようになり、騰落レシオも100%を超えて上昇していきます。逆に、売られすぎの状態にある株式市場では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大きく上回るようになり、騰落レシオは100%を下回る水準に下降していきます。