検索結果 スレッド コメント 最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 世界の株価指数、金利> 日経平均株価 これ、アメリカにとっては敗北史… ***** 2024/10/08 18:38 これ、アメリカにとっては敗北史だからね 世界の警察を気取ることはもう失笑でしかなくなる。 新ブリックスが真っ当 アメリカの真実 北アメリカ先住民、起源はシベリアか 2012.02.06 Photograph by David Edwards, National Geographic アメリカ先住民の起源はシベリア南西部の山岳地帯にあることが、最新の遺伝子調査によって明らかになった。 調査を行ったのはアメリカ、ペンシルバニア州フィラデルフィアにあるペンシルバニア大学で人類学を研究するセオドア・シューア(Theodore Schurr)氏のチーム。アルタイ山脈一帯に居住する複数の民族を対象にDNAを分析したところ、ある特徴的な遺伝子変異を発見。現代の北アメリカ先住民と共通する変異であることが判明した。 シューア氏によると、シベリア人(シベリアに住むモンゴロイド系住民を指す)とアメリカ先住民とが近縁関係にあるという説は、大航海時代にアメリカ大陸を訪れたヨーロッパの探検家たちの指摘まで溯る。探検家の中にはアジアにも足を踏み入れた経験のある者がおり、シベリア人とアメリカ先住民との身体的な類似性に気付いたと考えられる。 今回得られた遺伝学的データについてシューア氏は、「北アメリカ先住民と共通するシベリア人の基本的な遺伝子型を、より精密に特定できるようになる」と話す。 ◆シベリア人とアメリカ先住民とのつながりを追う 研究チームは1991年から2003年にかけて、アルタイ地方に点在するさまざまな民族の居住地を訪れ、遺伝子のサンプルを収集した。 天然資源が豊富なアルタイ地方について、「はるかな昔から人間にとっては住みやすい場所だったに違いない」とシューア氏は語る。現生人類の最も近い近縁種、ネアンデルタール人の旧石器時代まで遡るという。 研究チームは書面での同意を得た上で約500人のシベリア人からDNAサンプルを採取した。多くの人々は交通の未発達な場所に居住しており、アメリカ人と接触した経験はない。また、アメリカ、カナダ、メキシコのアメリカ先住民およそ2500人からもサンプルを得ている。 採取の際は、地域や個人の希望に応じて、「頬の内側の粘膜」、「口内洗浄液」、「血液」の3種類から選んでもらった。 シベリア人とアメリカ先住民のDNAを分析する際、研究チームはヒトゲノムの中から2つの対象に注目した。母親からのみ受け継ぐミトコンドリアDNA、そして父親からのみ受け継ぐY染色体である。 長年に渡って蓄積されたこの2つの遺伝子配列の突然変異を調べれば、それぞれの民族が出現し新たな土地へ移住した時期を正確に特定できるとシューア氏は説明する。 調査の結果、アルタイ地方の民族からは、父系由来の遺伝子配列で約1万8000年前に生じたと見られる突然変異が1カ所見つかった。現代のアメリカ先住民にも認められる遺伝子マーカーだという。 これに先立ってシューア氏らは、シベリア人とアメリカ先住民のミトコンドリアDNAに共通の突然変異を発見している。この変異は、今回新たに見つかったY染色体の変異と同時期に発生したことも判明した。 以上の結果はその他の遺伝子調査ともよく符号しており、アルタイ地方の民族が約1万5000年前に北アメリカ大陸への移動を開始した有力な証拠になる。ちなみに、現在シベリアと北アメリカ大陸との間はベーリング海峡で隔てられているが、当時はベーリング地峡によって陸続きになっており、アルタイ地方の民族が経由した可能性が高い。 ◆アメリカ先住民の起源を正確に特定することは困難 アメリカ先住民のDNAがアルタイ地方に由来すると考えるシューア氏の見解について、フロリダ大学の人類学者コニー・マリガン氏は、「結論を少々限定し過ぎている」と指摘する。「東アジア中央部の全域まで可能性を広げるべきだ」。 シューア氏が発見したミトコンドリアDNAやY染色体の突然変異は、中国やモンゴルなど他のアジア地域でも発見されているからだという。「その他のアジア民族を候補から除外しないことが重要であり、同じように遺伝子変異に関する年代測定を行う必要がある」とマリガン氏は述べる。 「いずれにせよ、人間が地球全域に生息環境を拡大できたのは、自ら新たな特質を獲得して環境に適応する存在だからだ。われわれの認識を、調査結果が見事に裏付けていることだけは間違いない」。 シューア氏の研究は、「American Journal of Human Genetics」誌2月10日号に掲載される。 Photograph by David Edwards, National Geographic
最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 世界の株価指数、金利> 日経平均株価 これ、アメリカにとっては敗北史… ***** 2024/10/08 18:38 これ、アメリカにとっては敗北史だからね 世界の警察を気取ることはもう失笑でしかなくなる。 新ブリックスが真っ当 アメリカの真実 北アメリカ先住民、起源はシベリアか 2012.02.06 Photograph by David Edwards, National Geographic アメリカ先住民の起源はシベリア南西部の山岳地帯にあることが、最新の遺伝子調査によって明らかになった。 調査を行ったのはアメリカ、ペンシルバニア州フィラデルフィアにあるペンシルバニア大学で人類学を研究するセオドア・シューア(Theodore Schurr)氏のチーム。アルタイ山脈一帯に居住する複数の民族を対象にDNAを分析したところ、ある特徴的な遺伝子変異を発見。現代の北アメリカ先住民と共通する変異であることが判明した。 シューア氏によると、シベリア人(シベリアに住むモンゴロイド系住民を指す)とアメリカ先住民とが近縁関係にあるという説は、大航海時代にアメリカ大陸を訪れたヨーロッパの探検家たちの指摘まで溯る。探検家の中にはアジアにも足を踏み入れた経験のある者がおり、シベリア人とアメリカ先住民との身体的な類似性に気付いたと考えられる。 今回得られた遺伝学的データについてシューア氏は、「北アメリカ先住民と共通するシベリア人の基本的な遺伝子型を、より精密に特定できるようになる」と話す。 ◆シベリア人とアメリカ先住民とのつながりを追う 研究チームは1991年から2003年にかけて、アルタイ地方に点在するさまざまな民族の居住地を訪れ、遺伝子のサンプルを収集した。 天然資源が豊富なアルタイ地方について、「はるかな昔から人間にとっては住みやすい場所だったに違いない」とシューア氏は語る。現生人類の最も近い近縁種、ネアンデルタール人の旧石器時代まで遡るという。 研究チームは書面での同意を得た上で約500人のシベリア人からDNAサンプルを採取した。多くの人々は交通の未発達な場所に居住しており、アメリカ人と接触した経験はない。また、アメリカ、カナダ、メキシコのアメリカ先住民およそ2500人からもサンプルを得ている。 採取の際は、地域や個人の希望に応じて、「頬の内側の粘膜」、「口内洗浄液」、「血液」の3種類から選んでもらった。 シベリア人とアメリカ先住民のDNAを分析する際、研究チームはヒトゲノムの中から2つの対象に注目した。母親からのみ受け継ぐミトコンドリアDNA、そして父親からのみ受け継ぐY染色体である。 長年に渡って蓄積されたこの2つの遺伝子配列の突然変異を調べれば、それぞれの民族が出現し新たな土地へ移住した時期を正確に特定できるとシューア氏は説明する。 調査の結果、アルタイ地方の民族からは、父系由来の遺伝子配列で約1万8000年前に生じたと見られる突然変異が1カ所見つかった。現代のアメリカ先住民にも認められる遺伝子マーカーだという。 これに先立ってシューア氏らは、シベリア人とアメリカ先住民のミトコンドリアDNAに共通の突然変異を発見している。この変異は、今回新たに見つかったY染色体の変異と同時期に発生したことも判明した。 以上の結果はその他の遺伝子調査ともよく符号しており、アルタイ地方の民族が約1万5000年前に北アメリカ大陸への移動を開始した有力な証拠になる。ちなみに、現在シベリアと北アメリカ大陸との間はベーリング海峡で隔てられているが、当時はベーリング地峡によって陸続きになっており、アルタイ地方の民族が経由した可能性が高い。 ◆アメリカ先住民の起源を正確に特定することは困難 アメリカ先住民のDNAがアルタイ地方に由来すると考えるシューア氏の見解について、フロリダ大学の人類学者コニー・マリガン氏は、「結論を少々限定し過ぎている」と指摘する。「東アジア中央部の全域まで可能性を広げるべきだ」。 シューア氏が発見したミトコンドリアDNAやY染色体の突然変異は、中国やモンゴルなど他のアジア地域でも発見されているからだという。「その他のアジア民族を候補から除外しないことが重要であり、同じように遺伝子変異に関する年代測定を行う必要がある」とマリガン氏は述べる。 「いずれにせよ、人間が地球全域に生息環境を拡大できたのは、自ら新たな特質を獲得して環境に適応する存在だからだ。われわれの認識を、調査結果が見事に裏付けていることだけは間違いない」。 シューア氏の研究は、「American Journal of Human Genetics」誌2月10日号に掲載される。 Photograph by David Edwards, National Geographic
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これ、アメリカにとっては敗北史だからね 世界の警察を気取ることはもう失笑でしかなくなる。 新ブリックスが真っ当 アメリカの真実 北アメリカ先住民、起源はシベリアか 2012.02.06 Photograph by David Edwards, National Geographic アメリカ先住民の起源はシベリア南西部の山岳地帯にあることが、最新の遺伝子調査によって明らかになった。 調査を行ったのはアメリカ、ペンシルバニア州フィラデルフィアにあるペンシルバニア大学で人類学を研究するセオドア・シューア(Theodore Schurr)氏のチーム。アルタイ山脈一帯に居住する複数の民族を対象にDNAを分析したところ、ある特徴的な遺伝子変異を発見。現代の北アメリカ先住民と共通する変異であることが判明した。 シューア氏によると、シベリア人(シベリアに住むモンゴロイド系住民を指す)とアメリカ先住民とが近縁関係にあるという説は、大航海時代にアメリカ大陸を訪れたヨーロッパの探検家たちの指摘まで溯る。探検家の中にはアジアにも足を踏み入れた経験のある者がおり、シベリア人とアメリカ先住民との身体的な類似性に気付いたと考えられる。 今回得られた遺伝学的データについてシューア氏は、「北アメリカ先住民と共通するシベリア人の基本的な遺伝子型を、より精密に特定できるようになる」と話す。 ◆シベリア人とアメリカ先住民とのつながりを追う 研究チームは1991年から2003年にかけて、アルタイ地方に点在するさまざまな民族の居住地を訪れ、遺伝子のサンプルを収集した。 天然資源が豊富なアルタイ地方について、「はるかな昔から人間にとっては住みやすい場所だったに違いない」とシューア氏は語る。現生人類の最も近い近縁種、ネアンデルタール人の旧石器時代まで遡るという。 研究チームは書面での同意を得た上で約500人のシベリア人からDNAサンプルを採取した。多くの人々は交通の未発達な場所に居住しており、アメリカ人と接触した経験はない。また、アメリカ、カナダ、メキシコのアメリカ先住民およそ2500人からもサンプルを得ている。 採取の際は、地域や個人の希望に応じて、「頬の内側の粘膜」、「口内洗浄液」、「血液」の3種類から選んでもらった。 シベリア人とアメリカ先住民のDNAを分析する際、研究チームはヒトゲノムの中から2つの対象に注目した。母親からのみ受け継ぐミトコンドリアDNA、そして父親からのみ受け継ぐY染色体である。 長年に渡って蓄積されたこの2つの遺伝子配列の突然変異を調べれば、それぞれの民族が出現し新たな土地へ移住した時期を正確に特定できるとシューア氏は説明する。 調査の結果、アルタイ地方の民族からは、父系由来の遺伝子配列で約1万8000年前に生じたと見られる突然変異が1カ所見つかった。現代のアメリカ先住民にも認められる遺伝子マーカーだという。 これに先立ってシューア氏らは、シベリア人とアメリカ先住民のミトコンドリアDNAに共通の突然変異を発見している。この変異は、今回新たに見つかったY染色体の変異と同時期に発生したことも判明した。 以上の結果はその他の遺伝子調査ともよく符号しており、アルタイ地方の民族が約1万5000年前に北アメリカ大陸への移動を開始した有力な証拠になる。ちなみに、現在シベリアと北アメリカ大陸との間はベーリング海峡で隔てられているが、当時はベーリング地峡によって陸続きになっており、アルタイ地方の民族が経由した可能性が高い。 ◆アメリカ先住民の起源を正確に特定することは困難 アメリカ先住民のDNAがアルタイ地方に由来すると考えるシューア氏の見解について、フロリダ大学の人類学者コニー・マリガン氏は、「結論を少々限定し過ぎている」と指摘する。「東アジア中央部の全域まで可能性を広げるべきだ」。 シューア氏が発見したミトコンドリアDNAやY染色体の突然変異は、中国やモンゴルなど他のアジア地域でも発見されているからだという。「その他のアジア民族を候補から除外しないことが重要であり、同じように遺伝子変異に関する年代測定を行う必要がある」とマリガン氏は述べる。 「いずれにせよ、人間が地球全域に生息環境を拡大できたのは、自ら新たな特質を獲得して環境に適応する存在だからだ。われわれの認識を、調査結果が見事に裏付けていることだけは間違いない」。 シューア氏の研究は、「American Journal of Human Genetics」誌2月10日号に掲載される。 Photograph by David Edwards, National Geographic