検索結果 スレッド コメント 最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 小売業> (株)コスモス薬品 (長文で失礼します) コスモス… 471***** 2024/10/11 20:09 (長文で失礼します) コスモス薬品の1Q決算が開示された 前四半期会計期間(3-5月)の営業減益決算から一転の大幅増益となった サプライズは売上総利益率が四半期ベースでは、ここ数年では最高の20.8%となり販売管理費の増加をカバーし、営業利益額を115億円と大きく押し上げたようである 結果、四半期営業利益率も4.4%となり、2021年8月期の営業利益率の4.5%に迫る水準になった 売上総利益額の大幅な増加は、開示された決算短信の末ページにある商品区分別売上高の状況から、利益が取れる化粧品の構成比が上昇したことが寄与したものと考えられる ただ利益率の低い食品の構成比もさらに上昇していることや、当四半期の売上高の伸び率が低位(6-8月の既存店前年が単純平均で+1%程度)にもかかわらず、これだけの売上総利益額(前年第1四半期から約+75億円、+16%の増加)が獲得できたのは、商品の価格戦略の変更(これまでの低価格で売上を大きく獲得することから販売価格をあげて利益額を確保する?)があったのかと思わざるを得ない 板への投稿で、「価格が安くない」というコメントが増えているのも裏付けの一つと言えるのかもしれかい(あくまで個人の見解) あとは、召集通知にもあったように今期から監査法人も変わり、会計方針の変更かとも思ったが、決算短信には会計基準「以外」の変更は「無」との記載があるのでやはり、販売価格の上昇とこれに伴う在庫評価の上昇による売上原価の低下が要因ではないかというのが現時点の情報では考えられる ただし、この流れで売上高もこれまでのように伸びてゆけば良いが、四半期の売上高の伸び率が+8.4%で店舗数の伸び率が前年8月末の1,387店舗から今期の1,518店舗で+9.4%を下回るのはこれまでのコスモス薬品の状況とは大きく異なるところは留意しておく必要がある さらに、同日に開示された9月の既存店売上高が競合を大きく下回る(※1)ー4.2%なので、今後の月次数値や第2四半期以降の数値などを注視してみる必要がある(※2) (※1食品中心の形態であるアオキが前年+11%の高い伸びにも関わらず今9月も+6%、ゲンキーも同+5%, +2.6%である。※2売上高の伸び率の低下は、利益率の確保はできても利益額=CFは確保できないから) コスモス薬品は同業他社のように、決算内容の補足資料の開示が無いので色々と想像が必要である 是非とも決算内容の開示の拡充を望むところであるし、月次では既存店の数値だけでなく、その内訳となる客数と買い上げ単価の増減率もほしい (とはいえ、決算短信には本決算より機関投資家向けの説明会や補足資料も「無し」になっているので、時代に逆行、、、アナリストの皆さん、クレームを入れてください(苦笑)) 短期売買をしないファンダメンタル重視なので、財務数値の変化の要因をある程度は把握し、納得の投資をしたいので
最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 小売業> (株)コスモス薬品 (長文で失礼します) コスモス… 471***** 2024/10/11 20:09 (長文で失礼します) コスモス薬品の1Q決算が開示された 前四半期会計期間(3-5月)の営業減益決算から一転の大幅増益となった サプライズは売上総利益率が四半期ベースでは、ここ数年では最高の20.8%となり販売管理費の増加をカバーし、営業利益額を115億円と大きく押し上げたようである 結果、四半期営業利益率も4.4%となり、2021年8月期の営業利益率の4.5%に迫る水準になった 売上総利益額の大幅な増加は、開示された決算短信の末ページにある商品区分別売上高の状況から、利益が取れる化粧品の構成比が上昇したことが寄与したものと考えられる ただ利益率の低い食品の構成比もさらに上昇していることや、当四半期の売上高の伸び率が低位(6-8月の既存店前年が単純平均で+1%程度)にもかかわらず、これだけの売上総利益額(前年第1四半期から約+75億円、+16%の増加)が獲得できたのは、商品の価格戦略の変更(これまでの低価格で売上を大きく獲得することから販売価格をあげて利益額を確保する?)があったのかと思わざるを得ない 板への投稿で、「価格が安くない」というコメントが増えているのも裏付けの一つと言えるのかもしれかい(あくまで個人の見解) あとは、召集通知にもあったように今期から監査法人も変わり、会計方針の変更かとも思ったが、決算短信には会計基準「以外」の変更は「無」との記載があるのでやはり、販売価格の上昇とこれに伴う在庫評価の上昇による売上原価の低下が要因ではないかというのが現時点の情報では考えられる ただし、この流れで売上高もこれまでのように伸びてゆけば良いが、四半期の売上高の伸び率が+8.4%で店舗数の伸び率が前年8月末の1,387店舗から今期の1,518店舗で+9.4%を下回るのはこれまでのコスモス薬品の状況とは大きく異なるところは留意しておく必要がある さらに、同日に開示された9月の既存店売上高が競合を大きく下回る(※1)ー4.2%なので、今後の月次数値や第2四半期以降の数値などを注視してみる必要がある(※2) (※1食品中心の形態であるアオキが前年+11%の高い伸びにも関わらず今9月も+6%、ゲンキーも同+5%, +2.6%である。※2売上高の伸び率の低下は、利益率の確保はできても利益額=CFは確保できないから) コスモス薬品は同業他社のように、決算内容の補足資料の開示が無いので色々と想像が必要である 是非とも決算内容の開示の拡充を望むところであるし、月次では既存店の数値だけでなく、その内訳となる客数と買い上げ単価の増減率もほしい (とはいえ、決算短信には本決算より機関投資家向けの説明会や補足資料も「無し」になっているので、時代に逆行、、、アナリストの皆さん、クレームを入れてください(苦笑)) 短期売買をしないファンダメンタル重視なので、財務数値の変化の要因をある程度は把握し、納得の投資をしたいので
(長文で失礼します) コスモス…
2024/10/11 20:09
(長文で失礼します) コスモス薬品の1Q決算が開示された 前四半期会計期間(3-5月)の営業減益決算から一転の大幅増益となった サプライズは売上総利益率が四半期ベースでは、ここ数年では最高の20.8%となり販売管理費の増加をカバーし、営業利益額を115億円と大きく押し上げたようである 結果、四半期営業利益率も4.4%となり、2021年8月期の営業利益率の4.5%に迫る水準になった 売上総利益額の大幅な増加は、開示された決算短信の末ページにある商品区分別売上高の状況から、利益が取れる化粧品の構成比が上昇したことが寄与したものと考えられる ただ利益率の低い食品の構成比もさらに上昇していることや、当四半期の売上高の伸び率が低位(6-8月の既存店前年が単純平均で+1%程度)にもかかわらず、これだけの売上総利益額(前年第1四半期から約+75億円、+16%の増加)が獲得できたのは、商品の価格戦略の変更(これまでの低価格で売上を大きく獲得することから販売価格をあげて利益額を確保する?)があったのかと思わざるを得ない 板への投稿で、「価格が安くない」というコメントが増えているのも裏付けの一つと言えるのかもしれかい(あくまで個人の見解) あとは、召集通知にもあったように今期から監査法人も変わり、会計方針の変更かとも思ったが、決算短信には会計基準「以外」の変更は「無」との記載があるのでやはり、販売価格の上昇とこれに伴う在庫評価の上昇による売上原価の低下が要因ではないかというのが現時点の情報では考えられる ただし、この流れで売上高もこれまでのように伸びてゆけば良いが、四半期の売上高の伸び率が+8.4%で店舗数の伸び率が前年8月末の1,387店舗から今期の1,518店舗で+9.4%を下回るのはこれまでのコスモス薬品の状況とは大きく異なるところは留意しておく必要がある さらに、同日に開示された9月の既存店売上高が競合を大きく下回る(※1)ー4.2%なので、今後の月次数値や第2四半期以降の数値などを注視してみる必要がある(※2) (※1食品中心の形態であるアオキが前年+11%の高い伸びにも関わらず今9月も+6%、ゲンキーも同+5%, +2.6%である。※2売上高の伸び率の低下は、利益率の確保はできても利益額=CFは確保できないから) コスモス薬品は同業他社のように、決算内容の補足資料の開示が無いので色々と想像が必要である 是非とも決算内容の開示の拡充を望むところであるし、月次では既存店の数値だけでなく、その内訳となる客数と買い上げ単価の増減率もほしい (とはいえ、決算短信には本決算より機関投資家向けの説明会や補足資料も「無し」になっているので、時代に逆行、、、アナリストの皆さん、クレームを入れてください(苦笑)) 短期売買をしないファンダメンタル重視なので、財務数値の変化の要因をある程度は把握し、納得の投資をしたいので