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No.35
僕はノートの真ん中に1本の線を…
2017/07/29 12:56
僕はノートの真ん中に1本の線を引き、
右側に買った後暴落した株、左側に損きりした後暴騰した株を書き始めた。
しかし、それらを最後まで書き通すことはできなかった。
僕は失った資産の大きさに愕然とさせられる。
まるで北極のクマがハンマーをもってきて僕の頭を殴るような衝撃を受けた。
結局のところ、投資とはそういうものなのだ。 -
No.541
君が損切をしようとしている事実…
2017/07/28 21:49
君が損切をしようとしている事実について、僕は何も興味を持っていないし、何かを言う権利もない。
膨大に膨れ上がった含み損の株を成売りすればいい。
後は君が何をしようが自由だ。
読みかけの本を開いてもいいし、買ったばかりのレコードを聴いてもいい。
同居人の退屈な話に耳を傾けたっていい。
悪くない選択だ。
ただ、一つだけ言いたい。
完璧な損切は存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。 -
No.1432
今日の株価推移については、気持…
2017/07/28 21:44
今日の株価推移については、気持ちを整理するのに長い時間がかかった。
まず一番最初に、猫組長の言ったことを信じるか信じないか
という問題があった。
僕はそれを純粋な可能性の問題として分析してみた。
感情的な要素を見渡せる限りのフィールドから徹底的に排除した。
それはさして困難な作業ではなかった。
僕の感情はそもそもの最初から仕手に刺されたみたいに
ぼんやりと麻痺していたからだ。
可能性はある。と僕は思った。 -
No.1430
君が損切をしようとしている事実…
2017/07/28 21:39
君が損切をしようとしている事実について、僕は何も興味を持っていないし、何かを言う権利もない。
膨大に膨れ上がった含み損の株を成売りすればいい。
後は君が何をしようが自由だ。
読みかけの本を開いてもいいし、買ったばかりのレコードを聴いてもいい。
同居人の退屈な話に耳を傾けたっていい。
悪くない選択だ。
ただ、一つだけ言いたい。
完璧な損切は存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。 -
No.867
「また持ち越したの?」 「あ…
2017/07/22 20:39
「また持ち越したの?」
「ああ、月曜日のギャップアップは間違いない」
「先週末も言ってなかった?」
「ああ、先週末は外れたが・・・」
「先々週末もその前の週末も外れたわよね?」
彼女は無言でコーヒーを飲み干すと席を立った
「月曜日ロスカットしたらお金返してね」
背中を向けたままそう言い放つ彼女に僕は何も言えないでいた
どれくらい時間がたっただろう
テーブルの上にはコーヒーカップが二つ
彼女の残り香がある狭い部屋で僕はPCに電源を入れた
「来週こそは上がるはずなんだ」
僕は期待している....1Q84
じゃなかった5721
僕はノートの真ん中に1本の線を…
2017/07/29 13:04
僕はノートの真ん中に1本の線を引き
右側に買った後暴落した株、左側に損きりした後暴騰した株を書き始めた。
しかし、それらを最後まで書き通すことはできなかった。
僕は失った資産の大きさに愕然とさせられる。
まるで北極のグマがハンマーをもってきて僕の頭を殴るような衝撃を受けた。
結局のところ、投資とはそういうものなのだ。