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投稿コメント一覧 (4コメント)

  • セブンペイが廃止されるという報道が今日あった。そして今日から、メルペイが一大キャンペーンを始めている。

    まるでメルペイが、この事態を予想したかのようなキャンペーンの開始である。
    勿論メルペイはそうではなく、このようなことはキャッシュレス社会の進展にとって好ましくないのだから、むしろセブンペイの退却を、悲しく見ていることだろう。

    しかし、客観的にみて、これががメルペイのキャンペーンにとって、追い風になることは疑いようがない。メルカリが鹿島アントラーズの経営権取得で世の中で大いに話題となった直後に、この事態である。

    何かしら、メルカリにとって、意図せずに、有利な風が吹き始めたようである。事業は天の利、地の利が必要であると聞く。まさにそのようになりつつあるようにおもう。

  • 『鹿島アントラーズの経営権取得」,

    日本製鉄は、「経営権の譲渡は、今後のアントラーズにとっては、製造業であるわが社よりも様々な技術・知見を持つメルカリが、主導権を持つ方がはるかにいいからだ」とのべている。これに対してメルカリの方は、スタジアムなどにおいてキャッシュレス化や電子チケットの普及等を通じて入場者の利便性を高めていきたい」などとのべている。

    即ち、メルカリは、たんなる宣伝の手段としてではなく、観客の利便性の向上などを実現するための手段としての経営権の取得を行ったとしている。これは、メルカリが単なるフリマアプリを運営する企業としてではなく、多様なIT技術を駆使する先進的な企業として、天下の日本製鉄が認め、メルカリ自体が当然のこととして、その方向に企業運営を行っていることを示している。

    メルカリは、同じことを福岡市や神戸市などと公共インフラとして行おうとしているが、それと同じことをスポーツの世界においても、やろうとしている。

    メルカリの技術と知見は、あらゆる事業の基礎的なインフラとして、ジワリと広がりつつありある事を、今回の経営権取得が、明示している。

  • 「メルカリが、神戸市、福岡市などと共同事業を推進‣メルカリは公共インフラ」
    メルカリは、神戸市と高齢者の不用品を販売してその販売益で消費を活発化する等の循環型社会の形成を目指す事業を展開するという協定を締結したという報道がありました。同様のものは福岡市,千葉市などとすでに提携されているそうです。
    かつて日本は、高度な循環型社会でした。江戸時代、現在の東京は江戸と呼ばれていましたが、世界最大の人口を数える大都市でしたが、幕末に訪日した外国人は、江戸の清潔さ、美しさ、豊かさに驚嘆する文章を残しています。
    その清潔さ、豊かさは、資源節約型の循環型社会から生み出されていました。衣服は古くなったら、古着屋に行き、さらに古くなったら赤ん坊のおしめに代わり、最後はぞうきんに代わっていました。
    都市住民が出す「汚わい」は近郷農家に引き取られ、肥料となって米や野菜・果物に代わり、都市に戻ってきていました。
    このような循環型社会が、最小のエネルギー消費量で、豊かな社会を作り上げていたのです。それだからこそ、その豊かさは一般庶民も享受し、識字率は男女を問わず当時の世界で最も高いものでした。多くの庶民が、趣味として高度の数学を学び、特に幾何学の解き方は成果として各地の神社に絵図として奉納されています。
    メルカリの事業は,究極的にはこの循環型社会のための技術です。だからこそ先進的な地方都市がその意義を認め、共同事業として推進しようとしています。即ち、メルカリは、循環型社会にとっての最も必要なインフラなのです。
    この技術は、気候変動のため人類消滅かといわれている地球的規模の問題に対する一つの答えでもあります。
    このインフラは、世界中に展開されなければならないし、その様になるでしょう。

  • 「メルカリの将来のすがた」
    メルカリは、一般個人が集合して販売者になり、購買者になるという全く新しい世界を作りました。しかも、個人が売りたいと思うものは、総て店頭に出すことができます。
    まず中古品ですが、これはリサイクルです。リサイクルは、気候変動の最も大きな原因である地球温暖化防止のための、必要不可欠な、最も先進的な技術です。
    更に、既存の商品だけでなく個人が売りたいと思うものは売れるという新しい世界です。
    最近びっくりしたのは、満員電車で座る権利が売りに出されたことです。私が注目したのは、このような商品を開発する個人の創造性です。これは禁じられましたが、このような新しい商品が、メルカリを通じて売りに出されるでしょう。これは、とても素晴らしい新しい世界です。
    また、メルカリはアメリカに進出し、年率70%の拡大を続けています。GAFAが偉大なのは、世界に展開しているからです。メルカリは,その一つとなろうとしています。
    更に注目すべきは、メルペイです。メルペイは、単に電子決済システムだけでなく、メルカリで創造された新しい価値を、創造した人が使うシステムです。これはアメリカを通じて、世界で使われるようになるでしょう。即ち一個人が作り出した価値が、世界で通用するようになるのです。
    これは、フェースブックのリブラを大きく超えるものです。メルペイは、これは通貨発行権を越えて、産業と、そこで作り出さる商品を安定的に、安全に交換する役割、即ち国家そのものと同じだからです。しかもこのような、驚くべきものが、そっと作り出され、しかも誰の反対もなく発展し続けています。
    メルカリはおそらく、GAFAを超える、世界的な企業となるでしょう。だからこそ、単にフリマアプリの提供者に過ぎないメルカリが1700人の従業員を擁し、更に優秀な若い人材を蝟集させています。5年後、世界はメルカリという言葉が、GAFA以上となっていることを目のあたりにするでしょう。

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