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投稿コメント一覧 (1796コメント)

  • 19日の米株式市場で、NYダウは前日比252.40ドル安の3万3044.56ドルと3日続落した。
    この日発表された新規失業保険申請件数は前週から1万5000件減少して19万件となり、市場予想の21万4000件を下回ったことで労働市場が予想以上に逼迫しているとの見方が広がった。また、寄り前にボストン連銀のコリンズ総裁が利上げペースを緩やかにするのが好ましいとする一方で、金利の到達点を5%以上とし、その水準をしばらく維持する必要があると述べた。これらを受けて、景気の減速感が強まるなかでもFRBによる利上げが長期化するとの警戒感が強まり、幅広い銘柄が売られてスタートした。午後は一部のテクノロジー大手に対する押し目買いの動きも見られたことから持ち直す動きも見られたが、引けにかけてやや売りが加速した。この日朝に決算を発表し販売数量が市場予想を下回ったプロクター・アンド・ギャンブル <PG> やアナリストが投資判断を引き下げたチャールズシュワブ <SCHW> が売られたほか、JPモルガン・チェース <JPM> 、ホーム・デポ <HD> 、モルガンスタンレー <MS> 、キャタピラー <C> 、ボーイング <BA> が下落。アルミ出荷見通しが市場予想を下回ったアルコア <AA> も安い。半面、ユナイテッドヘルスグループ <UNH> 、エクソン・モービル <XOM> 、ゴールドマン・サックス・グループ <GS> 、ウォルト・ディズニー <DIS> は買われ、アナリストが投資判断を引き上げたサービスナウ <NOW> も上昇した。
    一方、ナスダック総合指数も続落し、前日比104.744ポイント安の1万852.269で引けた。テスラ <TSLA> 、エヌビディア <NVDA> 、マイクロソフト <MS> 、アマゾン・ドット・コム <AM> が売られた半面、アップル <AAPL> 、メタ・プラットフォームズ <META> が買われた。

  • 連休明け17日のニューヨーク株式相場は、米金融大手ゴールドマン・サックスの予想を下回る決算を受け、企業業績への不安が広がり、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比391.76ドル安の3万3910.85ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は15.95ポイント高の1万1095.11で引けた。
    ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1億1883万株増の9億4312万株。
    ゴールドマンが朝方発表した22年10~12月期決算は、純利益が前年同期比約7割減。調整後の1株当たりの利益は、市場予想を大きく下回った。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げやインフレを背景に市場環境が悪化し、企業のM&A(合併・買収)などが減少。投資銀行業務が不振だった。
    米保険大手トラベラーズも同日、22年10~12月期の純利益が大幅減益になるとの見通しを示した。金融環境のタイト化やインフレへの懸念が強まる中、今後本格化する米企業決算発表への不安が広がった。ゴールドマンは6.4%安。下落率は一時8%に達し、ダウ平均を押し下げた。トラベラーズは4.6%安で引けた。
    ニューヨーク連邦準備銀行がこの日発表したニューヨーク州製造業景況指数は、マイナス32.9と、2年8カ月ぶりの低水準だった。市場予想を大幅に下回った。新規受注や出荷が大きく落ち込み、景気悪化懸念が強まったことも投資家心理を悪化させた。
    個別では、ベライゾン・コミュニケーションズの2.4%安、ダウの2.2%安、スリーエムの2.3%安、ハネウェル・インターナショナルの2.0%安、ボーイングの1.3%安も目立った。ハイテク株では、アップルが0.9%高、マイクロソフトが0.5%高だった。
    モルガン・スタンレーは5.9%高。この日発表した22年10~12月期決算で、調整後の1株当たり利益が市場予想を上回ったことを好感した。
    テスラも7.4%高と大幅上昇した。先週末に明らかになった世界的な値下げによって、販売増への期待が高まった。

  • 1,184 -89(-6.99%)
    ブックオフグループホールディングス <9278> が大幅続落している。12日の取引終了後、23年5月期の連結業績予想について、売上高を950億円から980億円(前期比7.1%増)へ、営業利益を19億5000万円から22億5000万円(同27.3%増)へ、純利益を14億5000万円から16億円(同10.4%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を20円から22円(前期20円)へ引き上げたが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
    国内で富裕層向けサービスを展開するプレミアムサービス事業や、アメリカ・マレーシアを中心とした海外事業の売上高が想定を上回っていることに加えて、国内ブックオフ事業におけるトレーディングカード・ホビーやソフトメディア、アパレルなども想定を上回っていることが要因としている。
    同時に発表した第2四半期累計(6~11月)決算は、売上高485億6800万円(前年同期比13.5%増)、営業利益9億8400万円(同2.8倍)、純利益9億2100万円(同2.0倍)だった。国内ブックオフ事業でトレカ・ホビーを中心に既存店売上高が大幅に伸長したことが牽引役となった。

  • 527 +27(5.4%) 年初来高値534(13:44)

  • 5日のニューヨーク株式相場は、堅調な米雇用指標を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの観測が強まり、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比339.69ドル安の3万2930.08ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は153.52ポイント安の1万0305.24で引けた。
    ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億1257万株減の9億1521万株。
    米民間雇用サービス会社ADPが5日発表した昨年12月の全米雇用報告では、非農業部門の民間就業者数が前月比23万5000人増加した。市場予想を大きく上回り、前月から伸びが加速した。米労働省の週間の新規失業保険申請件数も20万4000件と、市場予想を下回った。
    市場では、労働市場の堅調さが示され、賃金上昇によるインフレへの懸念が台頭。「今後数カ月間は利上げが継続する可能性がある」(米銀エコノミスト)との見方が強まり、株を売る動きが広がった。
    セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁はこの日の講演で、今年はインフレ率がより低い水準になる可能性に触れつつも、利上げを継続し「十分に景気抑制的な水準にする」と強調した。FRB幹部から、利上げに積極的な「タカ派」姿勢を維持する発言が出たことも、相場を下押しした。
    債券市場では、長期金利が上昇。相対的に割高感が増したハイテク株は売りが優勢だった。マイクロソフトは3.0%安、アップルが1.1%安、シスコシステムズは1.4%安だった。前日に大規模なリストラを発表したセールスフォースは2.3%安、アマゾン・ドット・コムは2.4%安といずれも下落した。
    そのほか、ユナイテッドヘルス・グループの2.9%安、プロクター・アンド・ギャンブルの1.2%安、スリーエムの1.8%安、ハネウェル・インターナショナルの2.7%安も目立った。
    ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは6.1%安と大幅下落。2022年9~11月期決算で、オピオイド関連訴訟に関連した巨額費用を計上し、赤字転落したのを嫌気した

  • 29日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化への懸念が後退し、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比345.09ドル高の3万3220.80ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は264.80ポイント高の1万0478.09で引けた。
    ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3895万株増の7億1527万株。年末で市場参加者が少なく、積極的な取引はみられなかった。
    米労働省が朝方発表した週間の新規失業保険申請件数は、22万5000件となり、前週から9000件増加した。労働市場の逼迫(ひっぱく)が緩和していることを示していると受け止められ、FRBによる利上げ長期化観測が後退した。
    ダウ平均は買いが先行して取引を開始。長期金利の上昇が一服したことで、このところ、下げがきつかったハイテク株が買われ、相場を押し上げた。セールスフォースが3.2%高、マイクロソフトとアップルが2.8%高、インテルが2.6%高だった。
    アメリカン・エキスプレスが2.3%高、ホーム・デポが1.5%高、ナイキが2.1%高、ウォルト・ディズニーが3.6%高と、個人消費関連銘柄の上昇も目立った。
    サウスウエスト航空は3.7%高だった。長期化していた運航計画の混乱が収束に向かったことを好感した

  • 28日のニューヨーク株式相場は、年末で薄商いの中、反落した。中国の新型コロナウイルス感染拡大の報道が伝わり、世界的な景気後退への懸念が強まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比365.85ドル安の3万2875.71ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は139.94ポイント安の1万0213.29で引けた。
    ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1993万株増の6億7632万株。
    前日の市場では、中国政府による新型コロナ対策緩和を好感し、米株価は上昇したが、その後、中国では新型コロナ感染者数が急増し、医療機関が逼迫(ひっぱく)していると伝わり、投資家心理が悪化。中国からの渡航者を対象にした水際対策を導入する国も相次ぎ、経済活動の本格再開には時間が掛かるとの懸念が広がった。
    ダウ平均は上昇して取引が始まったが、すぐに下落に転じ、マイナス圏での取引が続いた。中国経済の影響が大きく、前日に上昇したナイキは2.2%安、キャタピラーが1.6%安と売りが優勢。ダウの2.3%安、ウォルト・ディズニーの2.6%安、スリーエムの1.6%安、ハネウェル・インターナショナルの1.3%安も目立った。景気への懸念を背景にした原油価格下落を受けてエネルギー株が売られ、シェブロンは1.5%安だった。
    長期金利が上昇し、割高感が増したハイテク株も下落。セールスフォースが1.7%安、アップルが3.1%安、マイクロソフトが1.0%安、インテルも1.5%安だった。
    サウスウエスト航空が5.2%安。先週末に米国を襲った大寒波の影響で乱れた運航計画の正常化が遅れ、米当局が調査に乗り出したのを嫌気した

  • 2,286+116(5.35%)
    ゲオホールディングス<2681>が大幅反発。同社は26日、リユースショップ「セカンドストリート」について、米国20店舗の出店を達成すると発表した。2022年12月3日に米国テキサス州ダラスへ出店したほか、2023年1月7日には同州フリスコに出店する予定。これら2店舗の出店により、米国で20店舗の出店を達成するとしている。

  • NY株式22日(NY時間16:20)
    ダウ平均   33027.49(-348.99 -1.05%)
    S&P500    3822.39(-56.05 -1.45%)
    ナスダック   10476.12(-233.25 -2.18%)
    CME日経平均先物 26140(大証終比:-300 -1.15%)
    きょうの米株式市場は戻り売りが強まり、ダウ平均は一時800ドル超急落する場面が見られた。取引開始前に発表の米GDP確報値が上方修正されたことや、米新規失業保険申請件数が予想を下回り、FRBのタカ派姿勢を追認している。また、前日引け後に決算を発表したマイクロン <MU> が冴えない反応を示し、半導体関連株に売りが強まった。それに伴ってIT・ハイテク株が売られたことも全体の重石となったようだ。
    マイクロンの決算については、厳しい環境下で正しい行動をとっているものの、業績が大きな需給ギャップを示し、来年まで供給過多が続くとの指摘も出ている。
    前日の株式市場は買い戻しが強まったものの、やはり上げを維持できていない。来年にFRBが利上げを停止するまでは株式市場は下値を模索するとの見方も根強い中、クリスマス・ラリーは訪れないようだ。
    航空株が下落。米国では寒波で気温の急低下や強風、大雪が予想される中、航空便の欠航が相次いでいる。

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