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ブラックロックのWebサイトにあった組み入れ銘柄や分配金のデータをもとに利回りを計算して、その折れ線グラフを基準価額のグラフに重ねてみました。ご興味のあるかたがいらっしゃるかどうか知りませんが、せっかく作ったので載せてみます。

全てのデータを参照するのは大変なので、四半期ごとのデータのみ使用しました。これでも大体の傾向は掴めそうです。

「最終利回り」（オレンジ色の線）は組み入れ銘柄をそれぞれ償還まで持っていた場合の利回りの加重平均です。綺麗に理屈通り基準価額と逆の動きをしており、今は1%あたりです。もちろん組み入れ銘柄は入れ替わっていきますから必ずしもこの通りにはならないでしょう。

「利回り」（黒い線）は各銘柄の 額面×クーポン÷評価金額 の加重平均です。現在は下降線を辿っています。組み入れ銘柄の入れ替えに伴いクーポンの低い銘柄が増えていくことを反映しているようです。分配金の利回りは概ねこれに従い、その少し下を行くはずです。実際に四半期ごとに過去4回の分配金をもとに計算した「分配金利回り」（灰色の線）はそうなっています。

こんな計算ができるほどの詳しいデータを出してくれているなんてブラックロックは親切ですね。積極的に稼ぐつもりなら今は国債ではないだろうという気がしますが、長期分散のために押し目で少し買い足すのはいいかなと思いながらときどき板を見ています。お目汚し失礼。

2400円を割ったら少し買い足そうと思います。