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投稿コメント一覧 (87コメント)

  • >>No. 984

     こんなバカな施策、脅しだけで本当にやるとは思っていなかった人が多いのでは?
     米国人にとっても、国内増産は設備能力上でも限界があり、何より人手不足で出来ないでしょう。結局米国内の関連企業では原材料が上がり、結果として困るのは米国人。そして世界中からも非難囂々。喜んでいるのは北朝鮮だけ。
     トランプにとっても、メキシコ国境の壁のコストも騰がり益々出来なくなる。
     まぁ、モラーも5月頃にはトランプ訴追をし、共和党も「これでは中間選挙で惨敗する」と、6~7月頃には「トランプ弾劾」に賛成する議員も多くなり弾劾され、副大統領が大統領になって、今回の施策は撤回されるのでは?

  • >>No. 835

     ハハハ。セロテープって、そんなに安いですか? 巻き芯を入れても良いですが「何g」ありますか? 値段は、kg当たりに直して考えてみて下さい。
     100円ショップで売っている物は沢山ありますが、その重量を考えて下さい。しかも多くが材料にリサイクル材料の活用等を工夫したり努力しています。仮に、原料がタダだとしても、自分で会社を設立しそれを造り業務用として、1箱を1kg入りで包装して輸送し小売りをして、\100で売れたとして、「その製造・梱包・輸送・個売り全ての労働に見合う給料」を払えるか考えてみて下さい。天然水をペットボトルに詰めただけの水でも、500cc:0.5kgで\100がやっとです。\100/kgと言うのは、この様な製品ですら「あり得ない」安い話です。
     私が834で言いたかったのは、「ハイニカロンは上記の様な100円ショップ等の製品とは次元が全く違うもの」だと言う事です。ハイニカロンSは、100万円/kgの価値があるから、天下のGEやサフランが頭を下げて飛びついて来た訳です。製品製造の難易度:価値を無視しての一般論は非常識な暴論です。

  • >>No. 819

     価格低下で用途展開が広がるのは当たり前で、ハイニカロンも航空機エンジンだけでなく、色々な用途が考えられているし一部はSではないものの売られ使われています。日カも当然その様な研究開発はやっていますよ。但し、それは極秘で公開なんてしませんよ。技術改善・需要増/量産化進捗で10億円/tを1億円/tと出来る日は将来は来るでしょう。しかし、10万円/t:\100/kgを論ずるのは余りにも無知:非常識です。物を造るには原材料と加工エネルギーが必要です。それらを多大に要する物で、その価値がある物が高くても売れる訳です。\100/kgで売られているものはどの様な物がありますか? 飲料水程度では? 物の価値を考えない空論は止めて下さい。

  • >>No. 633

     今年のハイニカロン事業の売上高30億円についてですが、これは新プラント10t/年の稼働率が30%と言う事でしょう。10倍能力の設備が初年度からフル能力で走る様なら、翌年には酷い玉不足になります。また、今の低稼働率の段階でGE・サフラン向けの価格を下げるとは思えません。

     次に今年度の利益ですが、60億円の設備投資の減価償却が始まります。異物混入が絶対にあってはならない航空機用途の製品であり、医薬用とは全然違うものの「クリーン」な建物・設備とする必要があるので通常のケミカルプラントと対比して、償却年数の長い建屋比率が高い事から考えると、定額償却法であれば7.5億円/年、定率償却法であれば初年度は16億円程度でしょうが、玉繰りで許されるなら3月末迄は第1工場で生産し償却開始を4月からとすれば12億円/年。労務費で5億円/年とすると、小計17億円/年。製品価格と対比して原材料費は安いので、営業利益は少なくとも3億円、多分5億円出るのではないかと思いますね。

     次にこの第2工場の能力ですが、10t/年と言うのは「日勤稼働ベース」だと思います。定期整備の為のシャットダウンは別として、24時間365日のフル操業をすれば100t/年も妥当です。生産速度が超スローで定尺物の製品ですから、間欠運転は凄く効率が悪いでしょう。
     アラバマ工場の能力が100t/年と言われているのがこれを証明している様に思えます。この技術は日カが全責任を持ってライセンスするものです。それが手元のNGS富山工場のプラント能力を超えて海外で直接チャレンジする事は「ライセンス供与企業の責任として」あり得ないと思いますよ。
     従って、第2工場は近い将来、100t/年の能力が出せます。その為に要員が100名に迄増員されているのでしょう。

     次に1機当たりの使用量ですが、機種によりエンジンの重量は違いますが、従来品は120kg/基として全てハイニカロンにするなら40kg/基、1機当たりの搭載が2~4基、平均3基とすると120kg/機です。1000機当たり120t:価格は50万円/kG迄下げても600億円。
     Leapエンジンは極一部の部品にだけしか使っていないので使用量が少ない訳ですね。
     以上、超概算ですが、「当たらずとも遠からず」ではと私は思いますが。

  • >>No. 504

     あなたは、ハイニカロンSについてどの程度理解して書いていますか? 日カについては一般論だけで考えるとピント外れになります。
     最近、日カの株価が急騰したのは東海カや昭電と共に鉄鋼用電極需要が急増し価格高騰している事が主因です。この電極に関しては価格動向のニュースを見れば判る事で理解は容易でしょう。
     しかし、ハイニカロンSは他社とは全く違うもので、半世紀以上も前から世界中のトップ企業が量産技術に挑戦しても断念して来たものです。日カはその工業化に成功し、航空機のジェットエンジンへの実機搭載が既に始まっています。ジェットエンジンで世界的トップメーカーのGE・サフランが日カに共同出資もして工場を造り今年から本格稼働が始まりました。これはジェットエンジンの軽量化・燃費向上、従ってエコにも著しく貢献する革命的な技術です。それを良く理解した上で書いて下さい。宇部興産も類似の製品を開発しておりますが、日カより耐熱性で劣りますので使用部位に限界があるでしょう。仮に2社で用途別に生産体制を分担しても、とてつもない需要量の伸びが予想されるので大変な位です。

  • >>No. 89

     「みん株で、買い予想上昇銘柄第二位になってますね」
      → 今は、1位ですよ~

  •  日経平均は下落する中でも、今日の終始S高は当然の事。
     出来高は87,600株だけで、買い残が発行済み株数の10%超え。
     明日は、昔の栄華は別として、まず先月の「復活日カの最高値」:\5,590は軽く超え、S高で終えて、明後日には最高値の大幅アップを記録して欲しいね。それが高いほど、今年の各四半期決算発表とか日経新聞等での第2工場稼働状況・ハイニカロンS使用機種数等の発表毎に新記録が高くなる。

  •  決算短信のP-3、「次期の見通し」の
    「海外に目を向けると、昨今では北朝鮮情勢の緊迫化、米国の政治・経済動向、中国の景気減速等のかなり強い不安材料が数多く存在し、影響が懸念されます。このような状況下で、当社グループの通期の業績見通しは以下の通りといたしました」としての70億円、何回読んでも
    「もっと出せるのに不安材料があるから鉛筆を舐めて、70億円だけに控えました」と私には見えちゃうのですがねぇ・・・。本当は100億円に乗せられそうとか?

  •  武田さん、「NGS代表取締役社長」に専念すると言う事でしょう。
     第2工場も本格稼働するし、NGSの株主:GE・サフランも相手にしなくてはならないから、本体取締役兼任では大変でしょう。

  •  13日にS高で\5390になると、\5000~\7000は値幅が\1000になります。
     14日に\6390迄行って欲しいですね。

  •  今夕の17年度決算発表で凄い18年度見通しを発表して貰い、週明けには豪快な打ち上げ花火を見るのを楽しみにしていたけれど、米国の金融バブル崩壊第2波に冷や水を浴びせられたね。
     まぁ、業績見通しはあくまでも予想、株の価値は実績利益で決まる訳で、1年後の18年度決算で経常利益80億円なんて軽く超えて、19年度見通しではハイニカロン事業の更なる伸長を含む日本カーボンの躍進を示して貰おう。17年度は株価が2倍となった様に、18年度も更に2倍になって欲しいね。

     VIXと言うのは面白い指標だと良く見てはいたが、こんな鋭敏な指標を投資対象に絡めるなんて良くないね。株価の変動を大きくしてしまう。野村證券は早期償還を決めた由で良いが。

     既に書いた様に、金融緩和バブル崩壊は猛暴落はせず、金利を上げるペース等でコントロール出来るので、倒産・雇用への影響も軽微で軟着陸出来るが、何波も上下変動は起きる。VIXもそうだがその波を大きくして稼ごうと言う輩が居る。
     認識すべきは、世界経済は08年崩壊前の状態を既に超えている事。従って軟着陸点はダウ平均$20,000、日経平均\20,000を下回らないだろう。但しそれは変動の中心値で、波の変動幅が大きければ一時的には割るが、それは戻るだろう。

     と言う事で、一休さん式「慌てない、慌てない。一休み、一休み」で行こう。

  •  mrさんは、80億円は既に織り込み済みで、\5430辺りが妥当株価だと考えているのですか?

     「あくまで予想のコンセンサス」と「会社発表」とでは同じ80億円でも全然威力が違うのでは?
     例えば第3四半期発表で年間予算を達成し一旦は株価が騰がったものの、事業環境が凄く良好化している事も報道されて会社も認めており「予算の倍程度の利益は当然」と誰もが思うのに「年度予想は修正なし」で株価が直ぐに下落したでしょう?
     レーティングも情報を会社が認める前と後、実績が出る前と実績が出た後で大分違うでしょう? だから5月の第1四半期実績発表でも更に騰がると私は思いますね。
     また昨年の日カ株でも見られた様に、上昇して行く銘柄では、レーティングはしばしば株価を後追いする形になりますね。

     明日どの様な発表があるか、13日(火)以降に株価がどう反応するか、楽しみですね。

  •  勿論、発表は明日の引け後。だから明日は\5,000超えと書いた次第。
     今日の売買高は12億円程度、対前日増えてはいるが、「売り屋の買い戻し」は余りされていないでしょう。その方が来週、ワッ! っと騰がって爽快じゃない?

  •  終値\4,875迄は騰げた。明日は、17年度決算・18年度業績見通し発表だから買いが入るので\5,000は超えて終え、S高値幅が\1,000に変更。17年度決算は修正発表で織り込み済みとしても、18年度見通しは週明けに「2日連続S高で、一気に\7,000超え」する様な発表をして欲しいね。だって18年度経常利益の市場予想は「17年度修正後経常利益の3倍超」で出ている訳で、株価が1.4倍になるのは全然不思議ではないものね。

  •  何方か書かれて消された「学者さん」と言うのは私の事ではないと思いますが、私は次の様に書きましたね。
     「今回の金融バブルは猛暴落はしない」→猛暴落は大暴落より酷い暴落、日本バブルは何処が終点かは不明ながら下がり続け最高値:\38,916の35%位迄下落、悪質な08欧米バブル崩壊も同様に最高値:\18,300の40%迄下落した。これはズルズルと下落が続く猛暴落。目出度い小型のITバブルも日経平均は確か38営業日連続下落。
     「欧州は漸く経済回復が顕著になって来たところ」→世界経済はまだ上昇過程。但し金融緩和で株価が行き過ぎになっている金融緩和バブル状態である事は確かだから調整は必要。
     「金融バブルはコントロール出来るので軟着陸」→FRBの一言で下落が止まり戻るを繰り返す。その度に機関は大げさな事を言い上げ下げを大きくして稼ぐ。今回も典型。
     「日カは18年以降利益が伸びて行く銘柄なので、特に来週からは跳ね返す」→まずは2月9日の決算/見通し発表、次は5月の第1四半期発表で。
     従って「慌てない、慌てない。一休み、一休み」と書きました。金に余裕があり、買いたい方は絶好のチャンスでもあるので、自己責任で買うも良し。

     昨夜のダウ下落は「インフレが行き過ぎ、雇用が旺盛で、労賃の高値を懸念」との贅沢な理由、これに日本株が連れ下落するなんて。
     日本はバズーカ砲を打とうがバラマキしようが効果なく「インフレは進まず、給与所得者平均給与は下落」の状態。イエレンの声明では必ず「労働者の賃金に注視」していたが、日本政府のベアは「東証1部企業正社員給与の平均」ばかり。それもインフレ目標並み「毎年2%」なんて上がらない。日本の問題は「派遣:非正規社員の比率が増えた為に平均が下落」しているもの。要は景気には多数を占める「大衆」の購買力が重要で、米国はそれを上げる努力をしているからインフレになり、日本は無視しているから「安い物しか買えなくなり」デフレになる。

     と言う事で今後は「米国がクシャミをすれば、風邪を引く日本」は昨日・今日共に連れ下落しましましたが、日経平均、ダウ平均共にこれから来週にかけては戻り始めて、まだ上下はするものの、戦争等の特殊要因が起きない限りは当面、夫々\20,000、$20,000は割らないと私は思います。

  •  先週末のNYダウが「雇用統計良好で金利上昇を懸念」と言う贅沢な理由で、$666も下落したので今日の日経平均も下落していますね。
     この様な時は「激しく値上がりしていた銘柄ほど下落」するもので、日カも結構下がっていますが、日カは直ぐに跳ね返しますよ。
     「慌てない、慌てない。一休み、一休み」。週末を待ちましょう!

     東海カは7%超の下落ですね。
     逆に宇部は、第3四半期発表をし「年間目標利益の90%を達成」したが「年度見通しは据え置き」との事ながら高騰しています。宇部は元々騰がり方は激しくなかった銘柄ですし、色々な事業をやっての3/4年で「90%達成」ですから超過達成は確実と見られての騰がりでしょう。

  • 「摂れそうな狸の皮算用」は楽しいですね。18年度の純利がQUICK予想通りの52億円として、日カの発行済み株数1183万株で、東証1部平均(下記の各「から」の前:有効数字2桁)と言われる値で色々と皮算用してみましょう。

     株価 株価収益率(PER):18倍から 52÷0.1183×18 = \7,912 (20倍なら \8,791→herさんの通り約\9,000)
     配当 配当性向:対純利25%から   52×0.25÷0.1183 = \110/株・年
     株価 配当利回り:対時価1.4%から 110÷0.014 = \7,857

     これで見ると妥当な株価は、\8,000~\9,000 で、配当は中間・期末各\55です。

     但し、PERも配当率も企業により凄く違います。ソフトバンク(SB)なんて1.43兆円もの純利を出しEPS(1株利益)\1,287なのに配当は\44だけ、PERも7倍だけ。要は「どんどん投資拡大して行くから株の値上がりで我慢して呉れ」と言う企業で人気が余りないです。
     また、マザーズのバイオベンチャーなんて大幅赤字続きでPERは計算不能なのに株価は凄く高い銘柄もあります。要は「将来の期待に賭けて」で、ベンチャーは正に「冒険」ですから。

     その目で見ると、日カの18年度は、収益上でも健全な上に、「ハイニカロンS用に投資して事業拡大」が「期待」どころか「進行中」ですから、PERは30~40倍でも良い位ですね。即ち、2018年末頃にハイニカロンSの伸びが更に明確になれば \20,000 位でも不思議ではないと私は思います。

  • [決算発表以降の予想]
     間もなく決算発表だが世界の株価は下落して雰囲気が悪い。「日カ株は今後どうなるか?」につき「私見」を字数上「である調」で書く。売買は自己責任で。

     過去例のない悪質な08米欧バブル崩壊から10年経ち過去例のない大々的な「金融政策」で経済回復も大分出来て出口戦略を執り始めている中で「金融バブル」の崩壊が懸念されている状態が直近の下落だろう。出口から出終えて「経済回復完了」となる為には避けられない状態である。その中で「今後どうなるか」である。

    1.金融バブルは「軟着陸可能」:「酷い崩壊/株の猛暴落」は起きない
     A.金融バブルでは日本バブルや08崩壊米欧と違い「庶民迄バブル状態」にはなっていず、バブル終了でも金融関係の一部ではあり得ても民間企業の倒産・雇用問題は余り起きないだろう
     B.実態経済としては現在も08崩壊からの回復過程にあり、米はオバマ/イエレンで回復をほぼ完了、欧は漸く回復が顕著化して来た状況である
     C.金融バブルは中古住宅買取支援や、低金利等金融緩和で「金を借り株等に投資」を助長し景気浮揚を図るもので、出口も既にイエレンが始めていた通り市場が急悪化しない様に「金利引き上げのペース」をコントロール出来る

    2.日本カーボン株は金融バブル崩壊しても強い銘柄
     A.間もなく発表される17年度決算は利益が「対予算倍増」であるが、本来の日カの「あるべき状況」には満たない「近年酷かったから良く見える」だけであり株価も「その分戻っただけ」だ
     B.18年度がQUICK予想の「売上高440億円、経常利益80億円、純利益52億円」でも本来の日カとしては漸く近年での「並み」レベルであるが中間配当も復活出来る訳で株価は騰がる
     C.鉄鋼電極の需要は一時的ではなく今後は定常的需要である事が心強い訳で、世界株価/日経平均が多少下落しようが日カの利益は景気の浮沈で多少変動はしても余り変わらないだろう。但し長期的には中国製電極も品質改善に努力はするのでその動向には注視する必要がある
     D.19年度以降は期待のハイニカロンSの売上高/利益も急増して行くだろう。航空機生産は景気動向の影響を受け易いが更新機種にも多用されて行くので需要が急増して行く事は間違いなく、日カの連結売上高・利益共に18年度対比で急増して行く事が期待出来「バブル崩壊に強い銘柄」である

  •  判り難いとの不評なので明解に書きましょう。

    [リチウムイオン電池(LiBと略)]
    1.現在実用化されている充電池で小型化・性能としては最高。従ってまだ当面は伸びる。
     但し「価格が高く製造費削減は限界」に近い事と、安全性で「サムスン類似の事故は減りながらも続く」事、「ウユニ塩湖便りではリチウム資源に限界がある」事が問題。

    2.皆が注目の「EV」用充電池は、現在の「限られた生産台数」としては当面伸びるが、「オールEV化」は価格・安全性・資源枯渇からLiBでは絶対にあり得ない。
     だからこそ、トヨタはパナソニックと組んで「新電池の研究開発」に乗り出した。現在一部公表されているタイプ以外も研究開発をして、「価格はLiBの半値」で「安全」で「非リチウム系で資源豊富な金属系」が出来なければ「オールEV化」は無理と判断したのだろう。

    3.以上から私は、日本カーボンが「オールEV化」に備えて大々的に増設投資をする事は控えて、投資はハイニカロン優先で考えて欲しいと願う。

    [地球温暖化/エコ]
     今既に異常気象は激しくなっているが、今後1世代(25年)の内に地球はもの凄く住み難くなるだろう。他人事ではない。

    1.日本カーボンの貢献
     (1)鉄鋼電極は昨年中頃の中国政府による「環境対策」での需要急増で、日カはその対応に貢献。
     (2)ハイニカロンSは航空機用エンジンの「燃費改善」に効果。これも日カはエコに大きく貢献。

    2.地球温暖化の現状例示
     (1)北極海の万年氷が夏期には殆ど無くなる状態で日欧航路すら検討中。但し、海に浮かんでいる氷が融けても海面は変わらない。
     (2)大部分が北極圏である世界最大の島(日本の5.7倍):グリーンランドの万年氷が近年、専門学者も驚くほど急速に融けている。北極海での融解も含めて原因は、地球温暖化が進み気流が変わり南の暖かい高気圧・低気圧が北極圏をしばしば通る様になった事。
     (3)このグリーランドの万年氷が全て融けるだけで、世界中の海面が6m上がる。これは他人事ではなく、国内3大都市中央駅の海抜は、東京駅:3m、名古屋駅:1m、大阪駅:0m.だ。皆さんの自宅は何m?
     (4)昨年米国の2つの飛行場で別の日に滑走路上空の気温が52℃を超えて「空気密度が低くなった為に浮力不足で飛行機が飛び立てなくなった」怖い事件が起きた。

  •  [太陽光発電につき補足]
     781で「ある製品の製造過程に於いて多国間で部品・部材・組立の分担をする場合、CO2排出についてはトータルで考えないといけない」と言う説明のために太陽光発電を例示しましたが、私は太陽光発電を「全面否定」するつもりは全くありませんので補足させて戴きます。

     私は、以前住んでいた自宅で35年程前に太陽光発電を付けました。従って、太陽光発電が家庭用として実用化されて最も早くから活用した類の人間です。
     目的は当時の自宅が比較的湿気る立地でしたので「床下換気扇専用」として付けたもので、換気扇も太陽光発電専用の機種4台でした。当時の一般的な床下換気扇は「タイマー式で昼間だけ回る」様にする型でしたが、日昼には雨天でも回るし、次第にタイマーに時間ズレが起きるし、特に停電があると酷くズレてしまいます。それに対して太陽光発電型だと「太陽が照っている時だけ回る」から狂わず、且つ雨天・曇天だと回らず床下に湿気を入れないので、エコは別として機能としては最高でした。

     この例以外にも、盛んに活用されている工事中の臨時信号機・表示は電気配線を不要で出来る訳でコスト削減・機能的として良いですね。
     また、家屋・建物に於いても、屋根や外壁に太陽光発電パネルを使い屋根材や外壁材を使わずに済めばコスト削減になり、それは結果としてCO2排出減にもなります。

     1つ1つの製品に対してエネルギー使用量を推定するなんて我々民間人では出来ませんが、要は「目的に適う物で、最も安い方法を採る」なら「エコとしても最適」と考えて良いでしょう。
     車に於いても「車格」は自分の好みと懐具合での選定ですが、同格の類で購入価格(エコ減税・助成金は抜く)を自分が乗る距離で割り、走行距離毎のガソリン代(ガソリン税:\53.8/Lを引く)・電気代を足して安価な方が「エコとしても良い」と考えれば良いと思います。

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