株取引も塞翁が馬

第三者委員会が違法性を調査と誤記してしまいました。正確には、「違法性の有無」を調査です。失礼しました。

ランド株の上昇を願う一株主だが、第三者委員会の報告書を読むと、ランドがお願いして任意の委員会を設置して、今回の会計処理の違法性を専門家の先生にお願いしているというのに、当事者のランドの役職員が委員会からのヒアリングに応じていないと書いてある。ランドの取引業者もヒアリングに応じていないと書いてある。

変な話である。むしろ積極的に応じて協力するのがランドのためになる。
こんな非協力的態度では委員会が白黒付けられないのは当たり前である。

大塚和成氏、竹原相光氏、福島洋尚氏の委員３人はインターネットで調べると、弁護士、公認会計士、大学教授で、こうした企業会計についての造詣も深いようだ。

それだけのメンバーに集まってもらったのに、委員会として白黒をはっきりさせられなかったのは、なんとももったいない。それとも、ランド側が敢えてはっきりさせたくなかったのか、そのように疑う余地を残してしまった。

ランドの復活を願う株主ではあるが、この点については不安である。