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投資家ロン・バロン

投資家ロン・バロンの掲示板

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当社が投資の勧誘を目的としているものではありません。

  • ロン・バロン氏

    PHOTO: AXEL DUPEUX FOR BARRON’S

    By LESLIE P. NORTON
    2016 年 4 月 26 日 09:01 JST

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    以下のロン・バロン氏の投稿時期

  • バロン氏:時が私の味方だ。長期投資を重視している。小規模な会社に投資し、それが大きく成長する。バロン・グロースは銘柄を平均12年間保有する。一般のミューチュアルファンドは平均2年未満だ。長期的に見ると同ファンドは年率でベンチマークを560ベーシスポイント(bp)上回っている。会社設立当時の運用資産は1000万ドルだったが、それでは大きなもうけは出せない。それでヘッジファンドに銘柄の推奨を行うようになった。手数料が必要になると、前の銘柄の売りを推奨して次の投資アイデアを買ってもらった。しかし、10~15年たち、売った会社の株価が50倍になっているのを見て、投資方法を変えなくてはと思った。

    •経済は10年で2倍に成長する

    Q:市場をどう見ているか?

    A:手持ちの資金の価値はインフレによって毎年3~4%減る。経済は実質2~3%成長し、インフレを加味すると名目では6~7%成長すると考えている。つまり、10年間でおよそ倍だ。株式市場は経済とともに成長する。昨年の国内総生産(GDP)は18兆ドル程度でダウ工業株30種平均(NYダウ)は1万8000ドルだった。2007年のNYダウは1万2000ドルでGDPは14兆ドル、1960年にNYダウは600ドルで、GDPは5400億ドル。つまり、NYダウは年率6.3%上昇し、配当も加えると約8%で成長してきた。資金は10~11年で倍になる計算だ。もっと速い成長を阻んでいるのが負債だ。現在の負債残高はGDP比330%(家計、企業、金融機関、国家、地方自治体等を含む)もあるが、会社創設時は150%、1930年代も150%だった。過去において300%近くなったのは唯一1929年だけだった。しかし、現在は量的緩和という手法もある。結局のところ国民は経済の安定を求め、長期的にはうまく行くものだ。

  • Q:最近気に入っている投資テーマは?

    A:自動運転装置と医療の効率化だ。今や経済の18%を占める医療は信じがたいほど非効率的だ。また、インフレに対する防御も大切なため、不動産ということになるが、ハイアット・ホテル(H)などのホテル会社を選好する。ハイアットは非常に魅力的な会社だ。マリオット・インターナショナル(MAR)とスターウッド・ホテルズ・アンド・リゾーツ(HOT)の合併で優れたポイント制度が大規模になり、法人顧客を引き付けるだろうが、統合は簡単ではないため、混乱が起きれば、ハイアットに移る客もあるだろう。

  • Q:医療データ分析のイノベーロン・ホールディングス(INOV)を保有する理由は?

    A:独自のデータを持ち、医療記録を医師や病院に伝えることができる。似た症状の患者データも保有し、処置方法を教えることもできる。医療施設の有効利用を考案でき、費用削減も助けられる。売上高は5億ドル、利益は1億5000万ドルある。株価は18ドルで、時価総額が27億ドル。キャッシュを5億ドルも保有している。15年後に10倍以上の株価になっている可能性がある。われわれは8%保有している。

    •テスラとマンチェスター・ユナイテッドを特に選好

    A:最高の投資アイデアは電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズ(TSLA)。5年後には50万台を販売すると会社側は述べている。その台数なら年間売上高は350億~400億ドル、営業利益は60億~70億ドルが見込める。現在時価総額は300億ドルだが、5年で約4倍の1200億~1300億ドルになるだろう。トヨタは約1000万台、 フォルクスワーゲン も1000万台近く販売するが、テスラは、メーカーとして優れている。テスラの車は美しく、スタイリッシュで安全だ。まだ死亡事故はない。昨秋、飲酒運転の車がドリームワークスのジェフリー・カッツェンバーグCEOの車に衝突したが、同氏が無事だったのは、テスラに乗っていたからだ。私も冬はパームビーチで、夏はイースト・ハンプトンでテスラに乗っている。

     英国のサッカーチームのマンチェスター・ユナイテッド(MANU)も選好する。時価総額は25億ドル。これは、4年前にグッゲンハイム・パートナーズがロサンゼルス・ドジャースを買収した時に支払った20億ドルに近い。フェイスブックによる「いいね」の数は、ドジャースが300万人、マンチェスター・ユナイテッドは6900万人だ。同チームの世界中のファンは6億人。売り上げの約4分の1はテレビ等のメディア放映権で、半分はライセンシング、残り4分の1が入場料だ。われわれは10%保有している。サッカーは世界で最も人気のあるスポーツだ。メディアとの契約更新時にはもっと契約料が高くなるだろう。2013年にわれわれが投資した時の売上高は5億7750万ドルだったが、2020年は17億ドルになると見込まれる。株価は40ドル(直近は14.80ドル)になるだろう。

    Q:遺伝子解析のイルミナ(ILMN)は売上高ガイダンスを引き下げた。保有の考えは変わらないか?

    A:10年たてば、株価ははるかに上昇しているだろう。これまでは研究中心だったが、臨床を中心とした事業に転換中だ。われわれは2012年から投資しており、昨年末に一部売却した。新任のCEOは非常に素晴らしく、起業家の精神を持っている。治すことのできなかった病気の治療を可能とし、世界を変えるような企業で、長期的には非常に報われると思っている。

  • バロン・キャピタルの最高経営責任者(CEO)ロン・バロン氏は、資産運用マネジャーでもあり、興行主でもある。昨年同社が主催したバロン投資コンファレンスでは、トニー・ベネットやレディー・ガガら著名エンターテイナーのほか、同社のファンドが保有する会社のCEOらも招いた。バロン・キャピタルは、13のファンドと10人のマネジャーを擁し、運用資産は230億ドルに上る。CEO自身も5億ドル以上を自社ファンドに投資しており、旗艦ファンドのバロン・グロース・ファンド(BGRFX)を運用する。

    投資家ロン・バロン バロン・キャピタルの最高経営責任者(CEO)ロン・バロン氏は、資産運用マネジャーでもあり、興行主でもある。昨年同社が主催したバロン投資コンファレンスでは、トニー・ベネットやレディー・ガガら著名エンターテイナーのほか、同社のファンドが保有する会社のCEOらも招いた。バロン・キャピタルは、13のファンドと10人のマネジャーを擁し、運用資産は230億ドルに上る。CEO自身も5億ドル以上を自社ファンドに投資しており、旗艦ファンドのバロン・グロース・ファンド(BGRFX)を運用する。

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