DJ-フィットビットの1-3月期見通しさえず、10-12月期は予想上回る
フィットネス関連のウエアラブル機器を手掛ける米フィットビットは22日、足元の1-3月期(第1四半期)の業績について、さえない予想を示した。同四半期には世界でスマートウオッチなどの発売を予定しており、これに関わる費用が業績の重しになるとみている。
弱気な業績予想を受けて同社株は時間外で大幅安となっている。
売上高の多くを新製品が占めていることから、フィットビットが技術の進歩や消費者嗜好(しこう)の変化への対応を迫られていることが浮き彫りになっている。同社のスマートウオッチ「Blaze(ブレイズ)」は3月に出荷を開始する。価格は200ドルで、競合製品の「Apple Watch(アップルウオッチ)」より安いが、評価はまちまちだ。フィットビットによると、事前予約は社内予想を上回っている。
フィットビットは1-3月期の1株損益が収支トントンから0.02ドルの黒字、売上高が4億2000万~4億4000万ドル、通期では1株利益が1.08~1.20ドル、売上高が24億~25億ドルと予想している。
トムソン・ロイターがまとめたアナリスト予想は、1-3月期は1株損益が0.23ドルの黒字、売上高が4億8460万ドル、通期では1株利益が1.14ドル、売上高が24億2000万ドルとなっている。
2015年10-12月期(第4四半期)決算は、純利益が6420万ドル(1株当たり0.26ドル)。前年同期は3920万ドル(同0.19ドル)だった。株式報酬などを除いた1株利益は0.21ドルから0.35ドルに増えた。
売上高は7億1160万ドルと、2倍近くに増加した。フィットネスデータ記録機器の販売台数は530万台から820万台に増えた。
同四半期の業績は、フィットビットの予想した調整後1株利益(0.20~0.25ドル)と売上高(6億2000万~6億5000万ドル)を上回った。
フィットビット株は昨年6月の上場初値の30.40ドルから大幅に下落している。この日の決算と業績予想は米株式市場の取引終了後に発表された。同社株の22日終値は前週末比0.92ドル(5.90%)高の16.52ドル。その後の時間外取引では終値比15.01%安の14.04ドルで終了した。
投資の参考になりましたか?

