No.53
ここの最大の売り手は間違いなく最大株主であるBrookfieldでしょう。昨年末時点の持株1億4800万株(55%)→先日の決算発表時9800万株(37%)と4ヶ月で5000万株(18%)も売却しています。また、5日の決算発表以降、マーケットでの日当たり取引量が通常300万株→600万株に倍増しておりBrookfieldが更に売り込んでいる可能性があります。Brookfieldは所謂ハゲタカファンドであり、2015年にEAFを13億ドルと言う安値で買収し、2018年にEAFをIPOするまでの間にB/Sを悪化させてでも配当として膨大な資金を巻上げ、2018年のIPO以降は持株の売却を進めています。Brookfieldはハゲタカファンドですので新たな買収案件(現在はカナダの住宅ローン貸付保証会社Sagenへの投資を強化中)に向けた資金作りとして、既存資産EAFの株式売却を行っているようです。
安値で買収して、会社の資金を巻き上げ、上場してからも株をマーケットに売り続けると言う一般株主からすると気分は良くないですが、そのお陰で我々も安値で株を買えるというメリットもあります。
今、米国最大電炉メーカーであるニューコアの株価が業績改善に伴い高値を切り上げており、また同業他社である昭和電工も先日の決算発表では黒鉛電極の価格が改善しているとして業績を見直しており、同社の株価も上昇しています。
Brookfieldの売込みに対して、鉄鋼及び黒鉛電極の市況改善が今後のEAF株価の行方を左右する重要な要素だと思います。株価の乱高下は覚悟しないといけないですね。
返信
投資の参考になりましたか?

