No.2979
【マスク氏の550億ドル半導体賭博】ASMLと接触、SpaceX IPOがテスラ再考を促す
2026-06-08 01:55 (GMT+9)
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イーロン・マスク氏は、ASMLホールディング(ASML)の非公開技術会議で講演し、少なくとも550億ドル(約8.8兆円)の費用が見込まれ、2ナノメートル半導体の生産を目指す米国の半導体工場「テラファブ」構想を売り込む。ASMLのクリストフ・フーケ最高経営責任者(CEO)とのこのオンライン対談は、テスラ、スペースX、xAIにわたる垂直統合へのマスク氏の強い意欲を示すものだが、一部のASML従業員からは反発の声も上がっている。一方、エヌビディア(NVDA)のジェンスン・フアンCEOは、テスラの人型ロボット「オプティマス」を「目前に迫った」数兆ドル規模のビジネスチャンスと評し、ウォール街のテスラ評価の変化を後押しした。JPモルガンは長年の弱気姿勢を転換し、テスラの投資判断を「中立」に引き上げ、目標株価を475ドルとした。同行のジェイミー・ダイモンCEOが、評価額1.75兆ドル(約280.3兆円)と見込まれるスペースXの新規株式公開(IPO)を歓迎する動きも背景にある。スペースXの上場は、テスラの高バリュエーションを再形成する可能性のある直接的な公開市場比較をもたらす。ASMLの株価はハイテク株全面安の中で6.55%下落したが、アナリストのコンセンサスは「強い買い」で、16%の上昇余地が示唆されており、オランダの製造装置大手はAI半導体供給競争の中心に位置付けられている。
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