2024年12月期決算短信の要約
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株式会社ムゲンエステートの2024年12月期連結業績は、売上高621億8,700万円（前期比20.4％増）、営業利益96億2,300万円（同62.1％増）と大幅な増収増益を達成しました。不動産買取再販事業を中心に好調な業績となり、過去最高益を更新。2025年12月期も増収増益を見込み、積極的な事業拡大と株主還元の強化を目指しています。
主な事業セグメント
株式会社ムゲンエステートの主な事業セグメントは、不動産買取再販事業と賃貸その他事業です。不動産買取再販事業では、中古の区分マンションや戸建を購入し、リフォーム後に販売しています。賃貸その他事業では、賃貸用不動産の購入・賃貸や、マンション等の賃貸管理を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2024年12月期の連結業績は、売上高が621億8,700万円（前期比20.4％増）、営業利益が96億2,300万円（同62.1％増）、経常利益が88億5,800万円（同68.9％増）、親会社株主に帰属する当期純利益が60億8,600万円（同66.6％増）となり、過去最高益を達成しました。主力の不動産買取再販事業では、投資用不動産の販売が好調に推移し、大型物件の販売も堅調でした。不動産開発事業や不動産特定共同事業も前期を上回る売上高を達成しています。
貸借対照表の変化
総資産は875億300万円（前期比8.9％増）、総負債は554億2,600万円（同5.5％増）、純資産は320億7,600万円（同15.2％増）となりました。主な変動として、現金及び預金が15億9,500万円増加、販売用不動産が77億7,100万円増加した一方、有形固定資産が23億8,300万円減少しています。長期借入金が26億9,300万円増加し、短期借入金が13億3,400万円減少しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは26億円の獲得（前期は53億7,400万円の獲得）となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益88億5,300万円の計上、棚卸資産の増加59億2,300万円、法人税等の支払21億8,900万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは3億1,200万円の使用、財務活動によるキャッシュ・フローは8億2,500万円の使用となりました。結果として、現金及び現金同等物の期末残高は205億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想は、売上高806億9,400万円（前期比29.8％増）、営業利益109億6,100万円（同13.9％増）、経常利益99億5,500万円（同12.4％増）、親会社株主に帰属する当期純利益65億400万円（同6.9％増）を見込んでいます。第3次中期経営計画では、「組織力の強化を起点に、事業領域の拡大と新規事業の創出」を目指し、主力事業の強化や新規事業の展開を進める方針です。
株主還元
2024年12月期の1株当たり配当金は104円（配当性向40.1％）を予定しています。2025年12月期は中間配当の実施を含め、年間112円（中間配当45円、期末配当67円）、配当性向40.1％を予定しています。中長期的な連結配当性向の目標水準を40％以上としています。
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