★10:09 商船三井-続伸 海運企業・船員向けアプリプラットフォーム提供のFrontMへ出資
商船三井<9104>が続伸。同社は3日、同社のCVCであるMOL PLUSが、海運企業・船員向けアプリケーションプラットフォームを提供するFrontM(英国、以下FM)へ出資すると発表した。
FMは、海運業界で唯一、海運企業・船員向けの包括的なアプリケーションプラットフォームを提供している。MOL PLUSは、FMのアプリケーションプラットフォームが船員の健康課題、通信課題の早期改善・解決に大きく寄与することに期待し、今回の資金調達に参画するとしている。
★10:10 岩谷産業-MSMUFGが目標株価を引き上げ 業績予想を上方修正
岩谷産業<8088>が急伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、業績予想を上方修正。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価を9120円から12830円に引き上げた。
モルガン・スタンレーMUFGでは、コスモエネルギーHDの持分法損益を新たに織り込むことにより業績予想を上方修正。OWを継続する主な理由は、25/3期の増益と増配の見通しに関する株価への織り込みが十分ではないと考えている。短期的なカタリストは、24/3期4Q決算発表において、25/3期会社計画の経常利益と配当金の見通しが発表されることと考えている。
★10:11 北恵-続伸 1Q営業益24%増 各種施策が奏功
北恵<9872>が続伸。同社は3日、24.11期1Q(12-2月)の連結営業利益は2.7億円(前年同期比24.0%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は27.0%。
リフォーム・リノベーション市場や非住宅市場などに対して、施工付販売や物流機能を活かし、既存得意先との関係強化と新規取引先の開拓に努めた。ほか、環境配慮商品やオリジナル商品の拡販や、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などを活用し、業務のさらなる効率化にも注力した。
★10:26 カウリス-大幅高 個人情報利用可能となるグレーゾーン解消制度の回答を受領
カウリス<153A>が大幅高。同社は3日、関西電力<9503>のグループ企業である関西電力送配電の両社で提供する電力契約データを活用した不正検知サービスが、電力契約者の氏名・電話番号・住所などの個人情報を利用できるものとして、経済産業省、個人情報保護委員会、国家公安委員会の3省庁からグレーゾーン解消制度の回答を、2024年4月3日に受領したと発表した。
これにより、金融機関の新規口座開設(新規入会)の審査業務および既に口座を保有する利用客の継続的管理業務の効率化につなげることができるとしている。
★10:27 シャープ-3日ぶり反発 亀山工場貸し出し検討 社長が取材応じる=日経
シャープ<6753>が3日ぶり反発。4日付けの日本経済新聞朝刊は、同社の沖津雅浩副社長が取材に応じ、赤字が続く液晶パネル事業に関して、工場の一部空間の貸し出しを検討していることを明らかにしたと報じた。
記事によれば、亀山工場(三重県亀山市)や三重工場(同県多気町)の建屋の一部を他社に貸し出す考えだという。液晶工場の余剰設備を減らし、早期の黒字転換をめざすとしている。
★10:27 センコーGHD-いちよしが新規にレーティング「A」 M&Aと安定利益成長に期待
センコーグループホールディングス<9069>が大幅続伸。いちよし経済研究所では、M&Aと競争力のある営業による安定利益成長見込む。レーティングは新規に「A」付与し、フェアバリューは1800円に設定した。
いちよしでは、物流業界ではドライバー不足が深刻化する2024年問題を踏まえ、効率的な物流を再構築する動きが加速しており、再構築に際し委託する物流事業者の見直しを想定している。物流事業において豊富なリソースを有していることが、拡販において強い競争力を発揮しており、準大手の物流事業者としてシェア拡大が見込めると考えている。25.3期以降について、緩やかな荷動きの回復に伴う既存顧客の物量の下げ止まりによる効率改善、および料金改定の進捗を見込み、利益予想を引き上げた。非物流事業は人材確保の課題を抱えるものの、事業環境回復に伴う需要増加が先行し、利益成長が持続すると考えている。
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:4/4(木) 11:30
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