現在値 | ||
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NF ロシア株式 | --- | --- |
SAM WTI原油ETF | 3,445 | +45 |
WT 天然ガスETF | 1,242 | +17 |
WT WTI原油ETF | 1,664 | +27 |
NF・原油先物 | 458.2 | +6.30 |
前週(18-22日)のロシア株式市場で、RTS指数(ドル建て)の22日終値は前日比1.02%安の1113.05、前週比では15日終値比0.60%安と、続落した。
週明け18日は指数が上昇。翌19日は反落した。20日は反発、21日も続伸した。
週前半は、大統領選挙でウラジーミル・プーチン氏が87.28%の得票率で予想通り当選したことや、ブレント原油先物が1バレル当たり86ドルを超えたことを受け、買い安心感が広がった。その後は、これまでの相場上昇を受け、高値警戒感から利食い売りが強まった。
週後半は、FRB(米連邦準備制度理事会)とロシア中銀の金融政策決定会合を間近に控える中、通貨ルーブルが上昇したことが好感され、買い戻しが優勢となった。ただ、原油価格が86ドルを割り込んだため、上値が重くなった。個別銘柄では通信最大手ロステレコムが急騰、上げを主導。その後は、海外株高を受け、ロシア市場でも買いが優勢となった。ただ、原油価格が85.3ドルに後退したため、上昇勢いが削がれた。
週末22日は反落。ロシア中銀が予想通り、金利据え置きを決めたが、政策金利の高止まり懸念で売りが優勢となった。
今週(25-29日)のロシア市場は引き続き、中東紛争やロシア・ウクライナ戦争(22年2月24日勃発)、中東・紅海でのイエメン武装勢フーシ派による船舶攻撃、西側の対ロ制裁などの地政学的リスク、原油・ガス相場、ルーブル相場、主要企業の配当政策などが焦点。このほか、原油価格に影響を与える27日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や28日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な経済発表の予定は27日の2月鉱工業生産など。指数は1100-1150のレンジの動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動 <1324> 、WTI原油 <1671> 、ガス <1689> 、
原油 <1690> 、野村原油 <1699>
提供:ウエルスアドバイザー社
(イメージ写真提供:123RF)
ウエルスアドバイザー
最終更新:3/25(月) 9:24
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