＜米国株情報＞ウォルグリーンは続伸、第２四半期の売上高・ＥＰＳが市場予想上回る

　ドラッグストアチェーン大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス＜ＷＢＡ＞は２８日、前日比３．１９％高の２１．６９ドルと続伸した。

　寄り付き前に発表した２４年８月期第２四半期（２３年１２月－２４年２月）決算で、売上高が前年同期比６．３％増の３７０億５２００万ドル、最終赤字が５９億８００万ドルの赤字（前年同期は７０億３０００万ドルの黒字）、一時的項目を除いた調整後の１株当たり利益（ＥＰＳ）が同３．４％増の１．２０ドルの黒字となり、売上高、同ＥＰＳともに市場予想を上回ったことが好感された。

　調整前の赤字は傘下のビレッジＭＤへの投資損失を計上したためで、現金支出を伴わないもの。中核事業の米国リテール・ファーマシー（小売薬局）部門は、売上高が前年同期比４．７％増の２８８億６１００万ドルと好調を維持。国際部門も同６．６％増の６０億２２００万ドルとなった。

　２４年８月期は、調整後ＥＰＳを３．２０－３．３５ドル中央値（３．３５ドル）と予想し、上限が従来予想の３．５０ドルから下方修正されたが、中央値は市場予想（３．２ドル台）をやや上回った。

＜関連銘柄＞
　ＮＡＳＤ投信 <1545> 、ＮＹダウ投信 <1546> 、上場米国 <1547> 、
　ＳＰＤ５００ <1557> 、ＮＹダウ <1679> 、ＮＹダウブル <2040> 、
　ＮＹダウベア <2041>

提供：ウエルスアドバイザー社