＜米国株情報＞ユナイテッド航空、ＦＡＡが監視強化へ―結果次第で将来の運航計画に影響も

　ＦＡＡ（米連邦航空局）は２３日、航空大手ユナイテッド航空ホールディングス＜ＵＡＬ＞への調査と監視を強化する方針を明らかにした。ニュース専門放送局ＣＮＮなどが伝えた。

　ユナイテッド航空では、運航する旅客機のタイヤが脱落したり、エンジン火災が発生したり、パネルが紛失するなどなど事故が多発しており、ニューヨーク・タイムズ紙によると、過去２週間（３月４－１４日）で計８件の安全運航に関する事故を起こしている。ＦＡＡによる監視の強化はこうした事態を受けたもので、ユナイテッド航空が安全運航規則を遵守しているか否か、安全管理とコンプライアンス（法令順守）の観点から調査する。

　経済通信社ブルームバーグは関係者の話として、ＦＡＡはユナイテッド航空の旅客機の運航を制限する可能性があるとしており、調査結果次第では、新規路線の追加や新たな旅客機の導入の制限など、将来の運航計画に影響が生じる可能性がある。

＜関連銘柄＞
　ＮＡＳＤ投信 <1545> 、ＮＹダウ投信 <1546> 、上場米国 <1547> 、
　ＳＰＤ５００ <1557> 、ＮＹダウ <1679> 、ＮＹダウブル <2040> 、
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