後場コメント No.4 住友化、三菱紙、東レ、ハードオフ、富士通、OKI、ワットマン

3/11 15:00 配信

トレーダーズ・ウェブ

現在値
ハードオフ1,702-16
東レ715.2-5
三菱紙566-5
住友化335.8-9.80
富士通2,463+33

★13:58  住友化学-6日ぶり反落 国内6工場のシステムを刷新
 住友化学<4005>が6日ぶり反落。同社は11日、国内6工場における設備管理体制を刷新したと発表した。設備管理システムを共通化し、予算・購買データなどを管理する基幹業務システムと連携させることで、メンテナンスに関わる幅広い業務の一元管理と、設備導入から廃棄までの、各種データ蓄積が可能となるとしている。
 
 新システムへ新たに連携される、より広範な情報をビッグデータとして活用し、設備トラブルの予知・回避を含めた「スマート設備管理」の早期実現を図り、数年内に保全コストの約3割の削減をめざすとしている。
 
 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★14:07  三菱製紙-後場下げ幅縮小 八戸工場の事故で保険金確定 今期に特別利益15.7億円計上
 三菱製紙<3864>が後場下げ幅縮小。同社は11日14時、2023年8月22日に発生した八戸工場におけるボイラー事故に対する保険金が確定したと発表した。24.3期において受取保険金として15億7100万円を特別利益に計上するが、業績予想への影響はほかの要因も含めて精査中としている。

★14:09  東レ-4日ぶり反落 イオン伝導度10倍の次世代電池用イオン伝導ポリマー膜を創出
 東レ<3402>が4日ぶり反落。同社は11日、イオン伝導度を従来開発品比10倍に向上した次世代電池用イオン伝導ポリマー膜を創出したと発表した。
 
 同ポリマー膜は全固体電池や空気電池などの金属リチウム負極電池の実用化を加速させ、EVや産業用ドローン、UAM(Urban Air Mobility)などの航続距離拡大に貢献するとしている。
 
 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★14:16  ハードオフ-反落 2月度の既存店売上高9%増も地合いに連れ安
 ハードオフコーポレーション<2674>が反落。同社は11日14時、2月度の国内直営店既存店売上高は前年同月比9.4%増だったと発表した。全店は同14.4%増となった。既存店は各業態が好調だった結果、30カ月連続で前年同月を上回った。

 なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。

★14:23  富士通-底堅い JR貨物と「車両管理システム」を共同で展開
 富士通<6702>が底堅い。同社は11日、日本貨物鉄道(東京都渋谷区、以下JR貨物)は、サステナブルな鉄道交通社会の実現を目指して協業し、鉄道車両のメンテナンス業務を支える「車両管理システム」を全国の鉄道事業者に向け、共同で展開すると発表した。
 
 「車両管理システム」は、JR貨物の鉄道車両メンテナンスにおける課題とノウハウをもとに、同社が開発したもので、メンテナンス業務の省力化と作業品質の平準化を実現するという。
 
 同社は鉄道会社に向け、同システムの導入を行い、JR貨物が自社の稼働実績をベースにシステム導入サポートを実施することで、運用定着化を支援する。これにより、個社向けにシステムを一から開発することなく、短期間でリーズナブルなシステム導入から運用定着化までを実現するとしている。

★14:29  OKI-反落 南海電鉄が実施するAIを用いた踏切異常検知の導入試験に参加
 OKI<6703>が反落。同社は11日、南海電気鉄道<9044>が2024年3月15日より実施するAIを用いた踏切異常検知の導入試験に、丸紅<8002>傘下の丸紅ネットワークソリューションズ(以下、丸紅ネットワーク)とともに参加すると発表した。
 
 同試験では、同社と丸紅ネットワークが共同開発した「踏切滞留AI検知システム」を用いて、人道踏切に既設されている監視カメラの映像をリアルタイムにAI画像処理し、踏切内に滞留する人や自転車を検知する。現地の特殊信号発光機と連動させることで、滞留検知から指令所などへの発報、さらには運転手への停止信号現示までをワンストップで実現し、踏切事故の未然防止を支援するとしている。
 
 南海電鉄では同試験での検証を経て、2024年度以降に本システムの本格導入をめざすとしている。
 
 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★14:33  ワットマン-急騰 期末配当予想を増額 5円増配
 ワットマン<9927>が急騰。同社は8日、24.3期の期末配当予想を従来の15円から20円(前期末は15円)に引き上げると発表した。年間配当予想も同額となる。

 既存事業の営業利益が、速報値レベルではあるものの前期比で順調に推移している。短期の資金需要なども考慮して増配する見通し。

 11日9時に発表した2月度の既存店売上高は前年同月比3.5%増だった。全店は同7.5%増となった。

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最終更新:3/11(月) 15:00

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