今晩のNY株の読み筋=米3月雇用統計に注目
3日の米国株式市場において、NYダウは急落。前日引け後にトランプ米大統領が発表した相互関税が想定以上に大規模なものとなり、景気後退懸念が強まる中、NYダウは下落してスタートし、その後、急落。その反動から下げ幅を縮める局面があるも戻りは限定的となり、引けにかけて下値を模索する動きとなった。ナイキ、ボーイング、アメリカン・エキスプレス、アップル、ウォルト・ディズニー・カンパニー、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズ、エヌビディアなどが大きく下げる中、NYダウは前日比1679ドル安の4万545ドルで終えた。
4日は米3月雇用統計が発表される。非農業部門雇用者数の市場予想は同月比14万人増と、2月の同15万1000人増から減少する見通しだが果たしてどうか。2月と同じ4.1%を見込む失業率ともども要注目。
<主な米経済指標・イベント>
3月雇用統計
(日付は現地時間)
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
関連ニュース
- オンワードHが急反発、増益増配見通しを好感
- 日経平均は917円安と続急落、終値で8カ月ぶりに3万4000円割れ=4日後場
- <米国株情報>ナイキは安値更新、「相互関税」の業績への影響警戒
- <米国株情報>アップルは大幅安、「相互関税」受けハイテク株急落
- <きょうの個別材料>霞ヶ関キャピ、グッドコムA、北恵、イーサポートなど(3日発表分)
最終更新:4/4(金) 17:11