後場コメント No.1　Ａｂａｌａｎｃｅ、邦ガス、岡谷鋼機、ライフドリンク、ＲＩＺＡＰＧ、奥村組

★12:30　 Ａｂａｌａｎｃｅ－後場買い気配　子会社SPAC上場に関し登録届出書が効力発生
　Ａｂａｌａｎｃｅ<3856>が後場買い気配。同社は28日12時、子会社のＴＯＹＯ Ｃｏが合併に関して米国証券取引委員会（ＳＥＣ）に提出した米国証券法に基づくForm F-4による登録届出書が、26日17時半（米国時間）に効力を発生したと発表した。

　同社子会社のＶｉｅｔｎａｍ Ｓｕｎｅｒｇｙ Ｃｅｌｌ Ｃｏｍｐａｎｙは、米国ナスダック市場にSPAC上場しているＢＬＵＥ ＷＯＲＬＤ ＡＣＱＵＩＳＩＴＩＯＮ ＣＯＲＰＯＲＡＴＩＯＮとの間で、ナスダックに上場することを目的とした基本合意書を締結している。
　
　太陽光セル製造・販売会社であるＣｅｌｌ Ｃｏｍｐａｎｙの完全親会社となるＴＯＹＯ Ｃｏがナスダックに上場するが、実質的には事業会社のＣｅｌｌ Ｃｏｍｐａｎｙが上場することになるとしている。

★12:30　 東邦ガス－後場プラス転換　400万株・100億円を上限に自社株買い　割合は3.8％
　東邦ガス<9533>が後場プラス転換。同社は26日、400万株・100億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は4月1日～9月30日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.8％となる。

★12:32　 岡谷鋼機－後場下げ幅縮小　1株を2株に分割　基準日は8月31日
　岡谷鋼機<7485>が後場下げ幅縮小。同社は28日11時30分、株式分割を行うと発表した。8月31日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。

★12:44　 ライフドリンク－丸三が新規に「買い」　独自の低価格戦略に節約志向が追い風
　ライフドリンク カンパニー<2585>が反発。丸三証券では、独自の低価格戦略をとる同社にとって節約志向が追い風として、投資判断は新規に「買い」とし、目標株価を6300円に設定した。

　丸三では、昨今の相次ぐ食料品の値上げで消費者はより安い商品を求める傾向にあり、比較的安価な同社飲料商品への需要が拡大していると指摘した。今後もほかの飲料メーカーでは値上げを予定していることなどから、同社商品への需要が高まると予想。24.3期3Qまでの好調な実績を踏まえ、通期では会社計画を上回るとみている。

★12:52　 ＲＩＺＡＰＧ－急騰　「chocoZAP」新サービス7種の本格導入を決定
　ＲＩＺＡＰグループ<2928>が急騰。同社は28日、連結子会社であるＲＩＺＡＰが運営するコンビニジム「chocoZAP」で、同日より、顧客のさまざまな要望に対応するために、「カラオケ」や「洗濯・乾燥機」「ピラティス」「chocoZAPメディカル」など、計7種の新サービスを本格導入すると発表した。

　新サービスはすべて、月額料金から追加料金なしで利用できるとしている。

★12:54　 奥村組－3日ぶり反落　西松建設および戸田建設と土木工事プラットフォーム構築開始
　奥村組<1833>が3日ぶり反落。同社は28日、西松建設<1820>および戸田建設<1860>との3社で「土木工事プラットフォーム」の構築を開始したと発表した。

　今回の取り組みでは、各社の知識、知恵を共創し合いシステム開発の期間短縮、コスト削減を実現する。さらに各社のソフトウェア・ハードウェアおよび市販ツールとの連携を行い、データ蓄積・活用の効率化を図り、生産性向上、労働時間短縮もめざすとしている。

　なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。