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後場コメント No.3 TOPPAN、富通ゼネ、グンゼ、日立建、東建物、Chatwork

3/25 15:04 配信

トレーダーズ・ウェブ

現在値
グンゼ5,310+70
インフロH1,374.5+7
日立建機4,365-29
富士ゼネ1,970+145.50
トッパンH3,637+5

★13:17  TOPPAN-SMBC日興が目標株価を引き上げ 中核戦略事業のDX/SXの業績加速を示せるか
 TOPPANホールディングス<7911>が小幅高。SMBC日興証券では、中核戦略事業のDX/SXの業績加速を示せるかに注目。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は2500円→4200円に引き上げた。

 中計の成長戦略の中核を成すDX及びサステナブルパッケージ(SX)について、会社側は着実に手を打っているとコメントしているが、業績貢献の顕在化には想定比で遅れが出ている印象があるという。一方で、競合対比でやや消極姿勢が見られたエレクトロニクス事業が足元の業績を支えていると指摘。また自社株買いを含めた資本政策については競合対比物足りなく映るが、成長戦略優先のスタンスは従前から大きく変わっていないもよう。その点は、持続的な企業価値向上において一定程度頷ける部分ではあるものの、成長戦略の結実がさらなる評価には必須であると解説している。

★13:22  富士通ゼネラル-続落 独禁法に基づく措置命令に対する同社上告の不受理が決定
 富士通ゼネラル<6755>が続落。同社は25日、消防救急無線のデジタル化に係る商品または役務に関し、公正取引委員会から独占禁止法に基づく排除措置命令および課徴金納付命令を受け、取消訴訟の提起を行っていた件について、2024年3月21日付で同社の上告を棄却し上告審として受理しない旨の最高裁判所の決定がなされたと発表した。
 
 同件に関連して発生する可能性のある損失見込額を独禁法関連引当金として計上しているものの、今回の決定が同社の業績に与える影響を精査し、開示すべき事項が発生した場合は、速やかに開示するとしている。

★13:38  グンゼ-底堅い 包装用OPPを値上げ 4月26日出荷分から
 グンゼ<3002>が底堅い。同社は25日、野菜や菓子に使用される包装用OPP(二軸延伸ポリプロピレン)フィルムについて、4月26日出荷分より値上げすると発表した。

 価格改定幅は500平方メートル当たり300円。原料価格の再上昇やエネルギーコストの高止まり、製造設備や物流、人件費などのコストの増加が続いており、自社でのコスト増加吸収が困難なためとしている。

★13:43  日立建機-続落 油圧ショベルによる自律運転の共同実験を実施
 日立建機<6305>が続落。同社は25日、インフロニア・ホールディングス<5076>傘下の前田建設工業、イクシス(神奈川県川崎市)と、計画から施工までを一元管理するシステム上で、油圧ショベルが自律運転で掘削作業を行う共同実験を実施し、施工会社のシステムと油圧ショベルを接続する汎用的なインターフェースを構築したと発表した。
 
 同社は今後、特定の施工会社に関わらず多様な施工会社のシステムと接続できるように、インターフェースの改良と自律型建設機械の開発を推進していくとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★13:46  東京建物-大和が目標株価を引き上げ 当面はアクティビストの影響を意識した株価上昇に期待
 東京建物<8804>が反落。大和証券では、当面はアクティビストの影響を意識した株価上昇に期待。投資判断は「1(買い)」を継続、目標株価は2490円→2630円に引き上げた。

 当面はアクティビストの影響を意識した株価上昇に期待。その後もある程度高い配当利回りが株価を支えると予想している。今後数年は配当性向34%程度が継続されると想定。また、2027年度から2032年度に配当性向は徐々に50%に上昇していくと想定。リスクシナリオでは当面は増配が見送られ、配当据え置きが続くと想定している。2030年度から増配に回帰するものの、中長期的に利益成長および配当水準がメインシナリオに対して一定程度低い水準に留まると想定している。

★13:49  Chatwork-3日ぶり反落 中小企業の課題解決を促進するプロジェクト始動
 Chatwork<4448>が3日ぶり反落。同社は25日、ビジネスチャット「Chatwork」として中小企業の課題解決を促進することを目的としたプロジェクト「Project ハタフレ」を始動すると発表した。

 日本では人手不足に対して、デジタル化やDX推進による業務効率化が急務である一方、多くの中小企業がその一歩を踏み出せていない状況にある。同プロジェクトでは、ITに詳しい人もそうでない人も、業界業種、年齢といった属性とは関係なく、中小企業に関わる誰もが安心してDXへの一歩を踏み出せる環境を創出・拡大することを目的としている。

 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

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最終更新:3/25(月) 15:04

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