旭化成<3407>が反発。日本経済新聞電子版は24日11時09分、同社が電気自動車(EV)向け電池の主要部材の工場をカナダに新設すると報じた。
記事によれば、投資額は2000億円規模になる見込みで、カナダにEVの新工場を建設予定のホンダ<7267>などに供給するという。ホンダをはじめ日系の自動車メーカーが相次ぎ北米でEVの生産強化を打ち出しており、電池の主要部材を現地調達する必要性が高まるとみて、大型投資に踏み切るとしている。
なお、株価は報道が伝わった直後に買われる場面もあったが、財務負担の懸念から急落する展開となっている。