後場コメント No.1 三井物、インタアクション、太陽HD、双日、Kudan、三菱商

5/1 15:02 配信

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現在値
双日4,244+22
Kudan1,924-77
太陽HLD3,140+5
インターA1,501+14
三井物7,818+36

★12:30  三井物産-後場買い気配 今期最終益15%減見込む 実質増配へ 株式分割と自社株買いも発表
 三井物産<8031>が後場買い気配。同社は1日12時、25.3期通期の連結純利益予想を9000億円(前期比15.4%減)に、年間配当予想を100円(前期は170円)にすると発表した。市場コンセンサスは9000億円。
 
 エネルギー、金属資源における受取配当金の減少などを見込む。今期の想定為替レートは1米ドル145円、想定原油価格は81ドルとする。株式分割を考慮しない場合の年間配当予想は200円となる。

 24.3期通期の連結純利益は1兆6368億円(前の期比5.9%減)だった。エネルギーや化学品の減益などが響いた。会社計画は9500億円だった。

 株価は同時に発表した株式分割と自社株買いも材料視されている。

★12:30  三井物産-後場買い気配 1株を2株に分割 基準日は6月30日
 三井物産<8031>が後場買い気配。同社は1日12時、株式分割を行うと発表した。6月30日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。

★12:30  三井物産-後場買い気配 4000万株・2000億円を上限に自社株買い 消却も発表
 三井物産<8031>が後場買い気配。同社は1日12時、4000万株・2000億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。
 
 取得期間は5月2日~9月20日。同時に発表した株式分割の効力発生日(7月1日)の後は、取得上限が8000万株となる。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.66%。

 併せて、上記により取得する自己株式の全株式数を消却することも発表した。消却予定日は10月1日としている。

★12:31  インターアクション-丸三が目標株価引き上げ 中期業績成長の確度が高まった
 インターアクション<7725>が底堅い。丸三証券では、中期業績成長の確度が高まったとし、投資判断は「買い」を継続、目標株価を1600円→2300円に引き上げた。

 丸三では、従来より業績予想を上方修正。中国スマホの回復、AIスマホの登場、米国や欧州向け顧客開拓の進展(米国顧客向けで車載向け光源装置のデモ機を2024年6月ごろ導入予定)などを織り込んだ。中期業績成長確度の高まりなどで適用バリュエーション16倍→18倍に引き上げるとしている。

★12:37  太陽HD-後場売り気配 今期営業益1%増見込むもコンセンサス下回る
 太陽ホールディングス<4626>が後場売り気配。同社は1日12時、25.3期通期の連結営業利益予想を184億円(前期比1.1%増)、年間配当予想を80円(前期は80円)にすると発表した。市場コンセンサスは207億円。

 需要の回復により、エレクトロニクス事業の増収増益を見込んでいることが寄与する。

 24.3期通期の連結営業利益は182億円(前の期比14.0%増)だった。主力のエレクトロニクス事業において、海外での売上高比率が9割を超えていることから、為替が円安に推移したことで前の期比で増収増益となった。

 併せて24.3期の期末配当を従来予想の38円に対して42円(前の期末は52円)に決定した。年間配当は80円(前の期は89円)となる。

 なお、業績見通しがコンセンサスを下回ったことで、株価は売りが優勢となっている。

★12:40  双日-3日続伸 今期最終益9%増見込む 15円増配へ 新中計も発表
 双日<2768>が3日続伸。同社は1日12時30分、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を1100億円(前期比9.2%増)に、年間配当予想を150円(前期は135円)にすると発表した。想定為替レートは1米ドル140円としている。市場コンセンサスは1063億円。

 24.3期通期の連結純利益は1008億円(前の期比9.4%減)だった。石炭の価格下落やコストの増加による金属・資源・リサイクルでの減益、各種化学品の取扱数量減少や一過性の損失による化学での減益などが響いた。会社計画は1000億円だった。

 併せて25.3期~27.3期を対象とする中期経営計画を策定したことも発表した。6000億円の積極的な成長投資とヒトへの投資を計画する。また、基礎的営業キャッシュフローの7割程度を成長・ヒト投資、3割程度を株主還元に充当する方針としている。

★12:41  Kudan-反落 カナダ発のドローン関連企業が同社技術を採用
 Kudan<4425>が反落。同社は1日12時30分、カナダ発のドローン関連企業であるAvestec Technologiesが、同社の人工知覚技術である「KudanSLAM」を採用した製品「SKYRON」の販売を決定したと発表した。
 
 SKYRONは、超音波深度測定と外観検査が可能な先進技術を搭載した接触型のUAV(ドローンなどの無人航空機)。同製品において、同社の技術はマッピング機能と自律飛行機能の双方に利用されるとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★12:48  三菱商事-新高値 三井物産が自社株買いや実質増配など発表 商社株に買い
 三菱商事<8058>が新高値。三井物産<8031>が自社株買いなどを発表したことが材料視されている。

 三井物産は1日12時、24.3期の本決算と併せて、上限2000億円の自社株買いおよび1対2の株式分割を発表した。25.3期の配当予想は株式分割を考慮すると実質増配となる。これらが好感されて、三井物産は上げ幅を広げる展開となっている。

 同社、住友商事<8053>、丸紅<8002>は2日に決算発表を予定しており、株主還元強化への期待から商社株に買いが入っている。

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最終更新:5/1(水) 15:02

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