26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.14%高の3875.48ポイントだった。深セン成分指数は1.61%高の12982.74ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆1351億6100万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。総じてプラス圏でもみ合ったが、前日終値を割り込む場面もあった。米利下げ期待の高まりを受けて為替市場で人民元高が進み、資金流入期待が地合いを支えたもよう。ただ、足元で買われていた軍需やゲーム関連などに利益確定売りが出て、相場の重しとなった。
セクター別では、バッテリー素材が全面高。医薬品販売、製薬、半導体なども高い。半面、軍需関連、ゲームのほか、保険、文化・メディアなどが安かった。
上海B株指数は0.01%安の252.47ポイント、深センB株指数は0.1%安の1291.09ポイント。
千原由
最終更新:11/26(水) 13:44