後場コメント No.3　帝人、サクラＫＣＳ、タカキュー、あいちＦＧ、三菱総研、ＣＩＮＣ、アルデプロ、東エレク

★13:52　 帝人－3日ぶり反発　診療支援キット「TytoCare」に関する販売提携契約を締結
　帝人<3401>が3日ぶり反発。同社は3日、傘下の帝人ファーマとＳＯＭＰＯホールディングス<8630>傘下のＳＯＭＰＯ　Ｌｉｇｈｔ　Ｖｏｒｔｅｘ（以下ライトボルテックス）が、ライトボルテックスが展開する診療支援キット「TytoCare」についての販売提携契約を締結したと発表した。
　
　今後、両社は協力し、帝人ファーマが展開する多職種連携システム「バイタルリンク」の利用者へ「TytoCare」の普及を図り、より充実した地域医療体制構築の支援をめざすとしている。

★13:57　 さくらＫＣＳ－一時ストップ安　東証が日々公表銘柄に指定　手じまい売り優勢
　さくらケーシーエス<4761>が一時ストップ安。東京証券取引所は2日、同社株を日々公表銘柄に指定した。

　同社はデータセンター向けにシステム開発などを手がけており、足もとの株価は生成AIに関連したデータセンター特需への思惑から急上昇していた。

　東証による信用取引への注意喚起がなされたことで、きょうは手じまい売りが優勢となっている。

★13:59　 タカキュー－後場急騰　3月既存店売上高0.1％減　2月は3.3％減
　タカキュー<8166>が後場急騰。同社は3日13時、3月の月次売上高を発表した。同月の既存店売上高は前年同月比0.1％減、全店は同5.1％減となった。2月は同3.3％減、10.5％減だった。なお、株価は減収率の低下を好感した買いが優勢となっている。

★14:10　 あいちＦＧ－後場上げ幅拡大　前期最終益を上方修正　本業利益など想定上回る
　あいちフィナンシャルグループ<7389>が後場上げ幅拡大。同社は3日14時、24.3期通期の連結純利益予想を従来の56.0億円から75.0億円（前期比90.8％減）に引き上げると発表した。

　本業利益（貸出金利息および役務利益）、有価証券利息配当金が当初予想を上回る見込みであること、与信関係費用が当初予想を下回る見込みであることから、前回予想を上方修正している。

★14:13　 三菱総合研究所－3日ぶり反発　大和エネルギーと再エネ併設型蓄電池事業で協業
　三菱総合研究所<3636>が3日ぶり反発。同社は3日、大和ハウス工業<1925>傘下の大和エネルギーが保有する太陽光発電所「DREAM Solar 千葉佐倉」に新設した蓄電池に、同社の分散型エネルギーリソース運用計画策定サービスを連携し、4月1日から正式に共同運用を開始したと発表した。
　
　両社は同事業を通じて得られる知見を活かし、共同で蓄電池事業の拡大に取り組むとしている。

★14:31　 ＣＩＮＣ－続伸　「Keywordmap」に「AIライティング機能β版」を追加
　ＣＩＮＣ<4378>が続伸。同社は3日14時、開発・提供するデジタルマーケティングの調査・分析・改善ツール「Keywordmap」に、ビッグデータとChatGPT（gpt-4-0125-preview）を活用し、AIが自動で記事を生成する「AIライティング機能(β版)」を追加したと発表した。

　AIによるライティングサービスの需要の高まりを受け、キーワード選定・記事構成案作成・記事本文作成までSEO記事作成フローを一気通貫で自動化し、記事作成の工数を大幅に削減できるようにしたとしている。


★14:32　 アルデプロ－大幅高　創業者の秋元竜弥氏の保有割合が増加　保有割合は51.17％→54.07％
　アルデプロ<8925>が大幅高。同社について、同社創業者の秋元竜弥氏が保有株を買い増した。4月3日受付分の変更報告書（5％ルール）で判明した。保有割合は51.17％→54.07％。

　なお、同社は東京証券取引所より整理銘柄に指定されており、2024年4月23日付で上場廃止が決定している。

★14:35　 東京エレクトロン－続伸　同社台湾拠点の建屋一部損傷も普及の長期化想定せず
　東京エレクトロン<8035>が続伸。同社は3日、8時58分頃（日本時間）に発生した台湾東部を震源とする地震について、被害状況を発表した。

　同社が台湾4地域に設けている拠点について、現時点では人的被害は確認されていない。また、建屋については一部の損傷は確認されているが、復旧を通じて長期化するような影響は想定していないとしている。