前場コメント No.10 クシム、ラクス、サトウ食品、リコー、日本製鉄、東電力HD

3/15 11:31 配信

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現在値
クシム246+4
サトウ食品6,410-140.00
ラクス1,566.5+9.50
日本製鉄3,444+15
リコー1,338.5+22

★10:42  クシム-急落 1Q最終赤字拡大 Zaif連結化や暗号資産の評価減など響く
 クシム<2345>が急落。同社は14日、24.10期1Q(11-1月)の連結純損益は6.5億円の赤字(前年同期は1.5億円の赤字)だったと発表した。

 ブロックチェーンサービス事業について、暗号資産取引所を運営するZaifを連結化したことでセグメント損益が悪化した。インキュベーション事業において、保有する暗号資産の評価減による損失を計上したことも響いた。

★10:47  ラクス-底堅い 2月度の全社売上高41%増
 ラクス<3923>が底堅い。同社は14日、2月度の全社売上高は速報値で35.4億円(前年同月比41.4%増)だったと発表した。楽楽精算は13.2億円(同39.1%増)、楽楽明細は6.6億円(同75.8%増)となった。

★10:49  サトウ食品-急落 3Q累計営業益43%増も通期据え置きを嫌気
 サトウ食品<2923>が急落。同社は14日、24.4期3Q(5-12月)累計の連結営業利益は32.3億円(前年同期比43.4%増)だったと発表した。なお、24.3期通期の営業益予想は21.8億円となっており、3Q時点で既に超過している。
 
 製造原価の増加があったものの、生産性の向上とコスト削減による収益性の改善や商品価格の改定を実施し適正利益の確保に努めたことが寄与した。
 
 なお、決算前に株価が上昇していたことや、良好な進ちょくにもかかわらず通期計画が据え置かれたことから、売りが優勢となっている。

★10:54  リコー-続伸 機器の保守サポート業務のプロセスDX強化でAI活用
 リコー<7752>が続伸。同社は15日、傘下で国内市場において販売・サポートを担うリコージャパンが、現場とバックヤードのエンジニアの連携をより一層効率化し、機器のダウンタイムを最小化するために、AIの活用を開始したと発表した。
 
 独自の解析AIや、独自開発した大規模言語モデル(LLM)をベースに、グループに蓄積された修復事例やサービスマニュアルを学習させてカスタムした「保守ドメイン適応モデル」を適用した質問応答型AIチャットボットを活用するとしている。

★10:57  日本製鉄-5日ぶり反発 USスチール買収 強い決意のもと完了させるとコメント
 日本製鉄<5401>が5日ぶり反発。同社は15日、米国鉄鋼メーカーであるUSスチール買収について、強い決意のもとで買収を完了させると発表した。

 同社では、買収によりUSスチールのみならず全米鉄鋼労働組合(USW)、米国鉄鋼業界、さらには米国の安全保障に明確な利益をもたらすと考えている。買収が完了したのち、USスチールが現行の労働協約から140%増しとなる14億ドルの追加投資を行うとともに、2026年9月までは一定の条件の下でレイオフおよび工場閉鎖を行わないことなどをUSWにコミットするとしている。

★10:57  東京電力HD-大幅高 斎藤経産相 柏崎刈羽原発再稼働で新潟県知事に地元同意要請へ
 東京電力ホールディングス<9501>が大幅高。新潟日報デジタルは15日、同社柏崎刈羽原発7号機について、斎藤健経済産業相が来週前半にも、新潟県の花角英世知事に再稼働への地元同意を求める方向で最終調整していることが14日、複数の関係者への取材でわかったと報じた。

 記事によれば、斎藤氏の要請後、経産省資源エネルギー庁の村瀬佳史長官が3月21日にも新潟県を訪れ、花角知事に政府の方針を直接説明するもよう。柏崎刈羽原発が原子力規制委員会の審査に合格して以降、政府が直接再稼働を求めるのは初めてとしている。

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最終更新:3/15(金) 11:31

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