後場コメント No.3 住友化、中外薬、ビジョン、西松建、カプコン、ジェイイーティ

3/22 15:00 配信

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現在値
西松建4,543+176
住友化354.3+2.10
住友ファマ410+10
中外薬4,852-8
ビジョン1,137-1

★13:23  住友化学-SMBC日興が目標株価引き下げ 住友ファーマなどが引き続き懸念事項
 住友化学<4005>が8日ぶり反落。SMBC日興証券では、ペトロ・ラービグ、住友ファーマ<4506>が引き続き懸念事項とし、投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価を380円→320円に引き下げた。

 SMBC日興では、24.3期3Q決算は大幅な下方修正に伴うバランスシートの毀損が感じられ、ネガティブな印象とコメント。住友ファーマ、ペトロ・ラービグによる全社業績の圧迫が顕著で、配当予想の下方修正も悪材料と指摘した。今後の懸念事項としては、これら2社の赤字の規模および期間が想定以上となる可能性、付随する多額の減損損失が計上される可能性が挙げられるとしている。

★13:25  中外製薬-急落 エンスプリング第3相試験の結果が想定下回る
 中外製薬<4519>が急落。同社は21日、エンスプリングの全身型重症筋無力症に対する第3相試験の結果を発表した。

 主要評価項目における統計的有意差が確認されたものの、想定を下回る結果だったとしている。

★13:38  ビジョン-3日ぶり大幅反発 提携先のuCloudlinkと合弁会社設立を検討
 ビジョン<9416>が3日ぶり大幅反発。同社は22日13時30分、cloud SIM技術を活用した製品・サービスの開発などを行うuCloudlink(香港)と、合弁会社設立に向けて具体的な協議および検討を開始したと発表した。

 同社は従来よりuCloudlinkと提携し、cloud SIM技術を活用したサービスを展開している。両社の持つ仕入れやマーケティングの強みを相互活用することにより、今後のグローバルでの通信サービス市場の拡大と、両社の事業価値を高めることを目的に合弁会社の設立について検討するとしている。

 なお、同社は21日に配当方針の変更などを発表しており、きょうは寄り付きから大きく上昇している。

★13:55  西松建設-6日続伸 地中連続壁工法における安定液の品質管理自動計測システムの開発
 西松建設<1820>が6日続伸。同社は22日、三央(京都府京都市)と共同で、鋼製連壁やRC 連壁といった地中連続壁工法で使用する安定液の1つである泥水の品質管理に着目し、ファンネル粘度および比重を現場で自動に連続計測できる「品質管理自動計測システム」を開発したと発表した。
 
 同システムの活用により、安定液の品質管理作業の省力化・省人化に加え、掘削時のトラブル防止や再生薬剤などの使用量および廃棄泥水量の削減に寄与できるとしている。 

★14:04  カプコン-大幅反発 オープンワールドアクション「ドラゴンズドグマ2」発売
 カプコン<9697>が大幅反発。同社は22日、オープンワールドアクションゲーム「ドラゴンズドグマ2」を同日に発売したと発表した。

 対応ハードは、PlayStation5、Xbox Series X|S、Steamとなる。発売を祝して記念イラストと最新トレーラーを公開するほか、「公式ポーン」企画に参加するメンバーによる公式ゲームプレイも配信するとしている。

★14:05  JET-急落 中国SMIC 米国の法律に違反の可能性と伝わる
 ジェイ・イー・ティ<6228>が急落。中芯国際集成電路製造(SMIC)が、米国の法律に違反の可能性があると伝わったことが嫌気されている。

 22日のブルームバーグ報道によれば、エステベス米商務次官が21日に、米国の制裁対象となっている中国の通信大手ファーウェイ向けにSMICが半導体を製造したのであれば、SMICは米国の法律に違反した「可能性がある」との認識を示したとしている。

 同社はSMICを主要取引先の1社としていることから、業績への影響を懸念した売りが出ている。

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最終更新:3/22(金) 15:00

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