キユーピー、日本エンター、瑞光など/本日の注目個別銘柄

4/8 15:53 配信

フィスコ

現在値
サーラC784-1
日エンター135-1
瑞光1,020+20
岡野バ4,950-150.00
トーセイ2,432+9

<6279> 瑞光 1206 -133
大幅反落。先週末に24年2月期決算を発表、営業利益は10.3億円で前期比43.0%減と
なり、従来予想の11億円をやや下回った。12-2月期は0.6億円の赤字に転じる格好
へ。受注高は200億円で同15.5%の減少、大人用紙おむつ製造機械が前期急拡大の反
動でほぼ半減。25年2月期営業利益は16.8億円で同63.5%増の見通しだが、受注残高
も2ケタ減となる中、ポジティブには捉えられていないようだ。

<2734> サーラ 815 -45
大幅続落。先週末に第1四半期決算発表。営業利益は25.4億円で前年同期比15.4%減
となり、据え置きの上半期計画56億円、同11.5%増に対して低調な推移と捉えられ
た。エネルギー&ソリューションズ事業の落ち込みが主因。都市ガスの販売価格を下
方調整したことに加え、家庭用、業務用を中心に都市ガスの販売量が減少。また、
バイオマス発電所において機器故障が発生し、約1ヵ月間の出力調整で売電量が減少
した。

<4829> 日本エンター 142 +12
大幅反発。一時は24円高まで急伸。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は
2億円で前年同期比60.2%増と大幅増益になり、通期計画は従来予想の2.1億円から
2.8億円に上方修正した。ITサービスの需要拡大に伴うシステム開発サービスの増勢
に加え、キッティング支援や EC・ASP サービスなどのビジネスサポートサービスも
好調。年間配当金も従来計画の2円から3円に引き上げ。

<6492> 岡野バル 4250 +700
ストップ高比例配分。先週末に第1四半期決算を発表、営業損益は2.7億円の黒字に
転換、前年同期は1.3億円の赤字であった。据え置きの上半期計画0.9億円は大幅に
超過し、通期予想の4.9億円に対する進捗率も54.7%に達した。メンテナンス部門に
おいて、福島原発3号機の廃炉関連工事、東通原発1号機の機器点検工事、福島第一
原発向け弁改造・点検工事など、原発向け売上が極めて好調だったもよう。

<8923> トーセイ 2559 +148
大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は95.9億円で前年同期比41.4%
増となり、通期計画177億円に対する進捗率も54.1%に達した。自社開発物流施設
「T’s Logi青梅」、同商業施設「T’S BRIGHTIA自由が丘」の売却など、不動産開
発事業が大きく拡大する形になっている。また、不動産ファンド・コンサルティン
グ事業における受託資産残高も2.4兆円超まで伸長しているようだ。

<6702> 富士通 2468 +83.5
大幅反発。大和証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も1970円から3500
円にまで引き上げた。新光電工の売却によって、長く続いた大規模な事業構造改革
フェイズを終え、今後は中核のITサービス事業を中心とした長期成長フェイズへ移
行していくと評価している。新規事業である富士通 UVANCEによる高付加価値化サー
ビスの提供、 GDC/JGG部隊による利益率・生産性の改善などが牽引車になると。

<8022> ミズノ 7020 +450
大幅続伸。SMBC日興証券では投資判断「1」、目標株価8600円でカバレッジを開始し
ている。近年の成長ドライバーであるランニングとサッカーは、競技人口増加によ
って今後も成長が続くとみている。そうした中で同社のプレゼンスが高まることが
今後の焦点とし、海外売上の伸長などで持続的な成長が可能な場合、同業他社比で
割安なバリュエーションの是正は期待できるとみているもよう。

<6506> 安川電 6124 -50
伸び悩んで続落。先週末に24年2月期の決算を発表、営業利益は662億円で前期比3.
0%減となり、従来計画の700億円を下振れている。一方、25年2月期は700億円で同
5.7%増の見通し、コンセンサスは710億円レベルであったとみられる。中国や欧州
などでのロボットの需要回復を見込んでいるようだ。ポジティブインパクト限定的
な中、買い戻し一巡後は戻り売りが優勢の展開に。

<2809> キユーピー 3227 +437.5
急騰。先週末に第1四半期の決算を発表している。営業利益は81.5億円で前年同期比
4.9倍となり、45億円程度の市場コンセンサスを大幅に上振れる着地に。つれて、通
期予想は従来の255億円から310億円、前期比57.4%増に上方修正している。通期コ
ンセンサスは270億円程度であったとみられる。想定以上に原料安効果が強まってい
るほか、価格改定効果なども寄与しているようだ。

<9717> ジャステック 1710 +300
ストップ高比例配分。NTTデータが完全子会社化を目指して同社株のTOBを実施する
と発表。同社ではTOBへの応募を推奨としている。TOB価格は1940円で先週末終値比3
7.6%のプレミアムとなっており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなってい
る。なお、TOB期間は4月8日から5月23日までとされている。
《ST》

フィスコ

最終更新:4/8(月) 15:53

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