前場コメント No.7 常磐興、明治HD、伊藤忠、鳥貴族HD、ペルセウス、グローセキュ

3/25 11:30 配信

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現在値
明治HLD3,549-1
エタナルH3,985+40
ペルセウス333-14
伊藤忠7,331+200
常磐興1,2120

★9:37  常磐興産-続落 未定だった期末配当予想は無配へ 財務健全性改善を優先
 常磐興産<9675>が続落。同社は22日、未定としていた24.3期の期末配当予想を無配(前期末は無配)にすると発表した。

 今期の業績は、観光事業の好調を主因に営業利益・経常利益とも前期を上回る見通しであるものの、長期にわたるコロナ禍の影響による財務状況などを総合的に勘案した結果、財務健全性の改善に最優先で取り組む必要があると判断したとしている。


★9:38  明治HD-4日ぶり反落 価格改定・内容量変更を実施 3月26日から順次
 明治ホールディングス<2269>が4日ぶり反落。同社は22日、2024年3月26日、5月14日、6月25日発売分よりチョコレートの内容量変更、2024年6月1日出荷分よりチョコレート・グミの価格改定を実施すると発表した。
 
 原材料価格の高止まり、原油価格高騰の影響による物流コストや包装材価格の上昇に加え、エネルギーコストなどの諸経費も高止まりの状態が続いていることから、現状の価格による販売の継続が難しい状況となったとしている。

★9:39  伊藤忠商事-7日ぶり反落 アンモニア燃料船の共同開発などに関する覚書を締結
 伊藤忠商事<8001>が7日ぶり反落。同社は22日、台湾のコングロマリットFar Eastern Groupの傘下で大手船主であるU-Ming Marine Transport(台湾)の在シンガポール子会社とアンモニア燃料船の共同開発などに関する覚書を締結したと発表した。
 
 同協業により、アンモニア燃料船の開発、運航及び世界的なアンモニアのサプライチェーン構築などを目指す「統合型プロジェクト」の後続案件として、アンモニア燃料の大型ばら積み船などを開発し、共同保有・共同運航することをめざすとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★9:40  鳥貴族-続伸 「焼鳥屋鳥貴族」全店で価格改定
 鳥貴族ホールディングス<3193>が続伸。同社は22日、「焼鳥屋鳥貴族」において、2024年5月1日より全店で、販売価格を全品360円均一から全品370円均一に改定すると発表した。
 
 仕入れ価格の上昇のほか、エネルギーコストについても政府の激変緩和政策の縮小が予定され、店舗運営コストの上昇が懸念されることから、サービス維持のため、改定に至ったとしている。

★9:41  ペルセウス-底堅い AMEDの「革新的がん医療実用化研究事業」へ採択
 ペルセウスプロテオミクス<4882>が底堅い。同社は22日、同社と特殊免疫研究所(東京都文京区)が参画し東京慈恵会医大の山田幸司准教授が研究代表者を務める研究テーマが、日本医療研究開発機構が公募した「革新的がん医療実用化研究事業」に採択されたと発表した。
 
 同研究は、血中に存在するプロテインキナーゼCデルタに着目した研究であり、肝臓がんを早期発見する体外診断用医薬品の開発を目的としているという。

 なお、同社が25.3期に受領する補助金は1500万円程度を予定しているが、最終的な補助金の金額は年度末の確定検査により確定するとしている。

★9:42  GSX-3日ぶり反発 兼松とサイバー対策ファンド 中小支援へ100億円規模=日経
 グローバルセキュリティエキスパート<4417>が3日ぶり反発。25日付の日本経済新聞朝刊は、兼松<8020>と同社らが共同で、サイバーセキュリティーに特化したファンドを4月に立ち上げると報じた。

 記事によれば、100億円規模の資金を集めて、有望な技術を持つ国内のスタートアップ企業に投資するもよう。サイバー攻撃の懸念が高まる中、対応が遅れている中堅・中小企業にも使いやすいサービスと商品の開発や販売を後押しするとしている。

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最終更新:3/25(月) 11:30

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