決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … Ｒフィールド、フジコーポ、ダイサン　(3月5日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月4日から5日の決算発表を経て6日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ダイサン <4750>
　24年4月期の連結経常損益を従来予想の3億3600万円の黒字→3300万円の赤字(前期は100万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.2　フジコーポ <7605>
　24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比5.5％減の26.8億円に減り、11-4月期(上期)計画の42.1億円に対する進捗率は5年平均の71.4％を下回る63.7％にとどまった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4750> ダイサン 　　　東Ｓ　　 -5.67 　　3/ 5　　　3Q　　　　赤縮
<7605> フジコーポ 　　東Ｐ　　 -2.57 　　3/ 5　　　1Q　　　 -5.46
<2910> Ｒフィールド 　東Ｐ　　 -2.53 　　3/ 5　　　3Q　　　 22.71
<7265> エイケン工業 　東Ｓ　　 -1.92 　　3/ 5　　　1Q　　　210.00

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース（minkabu PRESS）