前場コメント No.8　アルファクスＦＳ、マツモト、バルミューダ、太陽ＨＤ、ソフトバンク、日ホスピス

★10:30　 アルファクス－ストップ高買い気配　札幌営業所をオフィス拡張のため移転
　アルファクス・フード・システム<3814>がストップ高買い気配。同社は19日10時、札幌営業所についてオフィス拡張のため移転すると発表した。事業開始日は4月1日としている。

★10:32　 マツモト－大幅安　3Q累計営業赤字拡大　各種コスト増が響く
　マツモト<7901>が大幅安。同社は18日、24.4期3Q累計（5-1月）の連結営業損益は4.9億円の赤字（前年同期は4.3億円の赤字）だったと発表した。
　
　賃上げによる労務費の増加が製造原価を押し上げたことや、広告宣伝費などの増加などの影響で販管費が増加したことが響いた。なお、同社主力の学校アルバム部門は卒業時期の2月、3月に売上が集中するため、3Q時点では損失が避けられないとしている。

★10:44　 バルミューダ－小動き　DCモーター扇風機の新モデル発表
　バルミューダ<6612>が小動き。同社は19日、DCモーター扇風機「グリーンファン」の新モデルとなるオールシーズンファン「GreenFan Studio（グリーンファンスタジオ）」を発表した。

　そよ風から約23メートル先まで届く圧倒的な大風量まで、幅広い用途として一年中使用できる。同日から予約受け付けを開始するとしている。

★10:46　 太陽ＨＤ－大和が投資判断を引き上げ　高ボラ体質を脱却し、過去最高益更新が続く
　太陽ホールディングス<4626>が小幅安。大和証券では、高ボラ体質を脱却し、過去最高益更新が続く予想。投資判断は「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」に引き上げ、目標株価は2400円→3800円に引き上げた。

　大和では24/3期営業利益を182億円(Y/Y14%増)と予想。エレキは半導体市場低迷で減益となろうが、医薬はTPTの製品構成改善などで過去最高益となり、連結でも過去最高益を更新すると考えている。25/3期の営業利益は200億円(Y/Y10%増)、26/3期は213億円(同7%増)を予想。来期以降はエレキが業績を牽引するとみている。エレキでは、事業売上高の3割を占めるPKG用SRで（1）主力のメモリ向けの数量回復、（2）PKG用SR売上高の3割を占める中国向けの成長(半導体国産化の恩恵)などを想定している。

★10:55　 ソフトバンク－4日続伸　日本マイクロソフトと生成AIでコールセンター業務の自動化を加速
　ソフトバンク<9434>が4日続伸。生成AIを活用してコールセンター業務の自動化をさらに加速することをめざし、日本マイクロソフト（東京都港区）と共同開発を開始すると発表した。
　
　日本マイクロソフトの「Azure OpenAI Service」を活用し、生成AIを最大限に活用した最先端のコールセンターの構築をめざす。生成AIを活用することで、顧客の待ち時間を短縮し、より均質な顧客対応の実現を図るとしている。

★10:59　 日本ホスピス－大幅に3日続伸　スギＨＤとホスピス施設を共同開発へ
　日本ホスピスホールディングス<7061>が大幅に3日続伸。同社は18日、資本業務提携先であるスギホールディングス<7649>と共同で、新たにホスピス施設を開設すると発表した。

　今回はすでに存在するドラッグストアの敷地内部にホスピス施設を建設する方法をとる。また、同社のホスピス施設内にスギホールディングスグループの訪問調剤を併設することも予定しており、ホスピス施設内の薬剤管理を高品質で一元化することが可能になるとしている。