三井ES <7003> は18日、住友化 <4005> の愛媛工場内に設置された二酸化炭素を原料としてメタノールを高効率に製造するパイロット設備向けに、内部凝縮型反応器(Internal Condensation Reactor、ICR)を1基納入したと発表した。
同設備は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のグリーンイノベーション(GI)基金事業の助成を受け、住友化と島根大学が共同開発を進めている。今後28年までに実証を完了し、30年代の事業化、および、他社へのライセンス供与を目指している。その主要機器であるICRは、既存技術では難しかった器内でのメタノールと水の凝縮分離が可能で、設備の小型化、省エネルギー化につながるとともに、触媒劣化の抑制も期待できるという。
18日の終値は、前日比12円安の1617円。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
最終更新:4/19(金) 7:34
Copyright © 2024 Wealth Advisor Co., Ltd. 記事の無断転用を禁じます。
© LY Corporation